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「何もさせてもらえなかった相手」を突破!! 手応えつかんだ横浜FM遠藤渓太

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ドリブル突破を図る横浜F・マリノスMF遠藤渓太

[10.14 ルヴァン杯準決勝第2戦 横浜FM2-2鹿島 ニッパツ]

 試合開始からエンジン全開。横浜F・マリノスMF遠藤渓太の鋭い突破はファウルじゃなければ止められないほどだった――。

 キックオフ直後から右サイドを切り裂く。対面したDF西大伍との「最初の1対1で勝てた」ことで、その勢いは増した。切れのある反転から前を向くと一気の加速でボールを持ち出す。初速でマーカーを置き去りにするため、前半15分にはDF犬飼智也、同29分には西のファウルを誘ってイエローカードを誘発するなど、鹿島の脅威となり続けた。

 実は、この日対面した西は「個人的にはプロになってから、何もさせてもらえないSBの一人」だという。10日の第1戦で対峙したDF内田篤人も「当然やりにくい相手」だが、今季日本に復帰した内田よりも対戦回数が多く、自身のプレーで良いイメージを持てない西の方が「自分の中ではやりたくない相手」だったようだ。

「間合いに誘い込まれる感じだし、守備のときに行ってもボールを取れずに抜かれるイメージ。僕よりも西選手の方が常に余裕があって、攻守で嫌なイメージがあった」。しかし、嫌なイメージを持つ相手をこの日は後手に回らさせ、振り切るシーンも目立ったことから「そういう選手を相手にして突破できたことはプラスにつなげていきたい」と胸を張る。

 手応えをつかみ、チームは17年ぶりの決勝進出を決めて「プロのキャリアでなかなか立てる舞台ではないので、絶対にタイトルを取りたい」と意気込むと、この日はチャンスメイクしながらも自身に得点、そしてアシストがなかったこともあり、「ルヴァンでは得点がないので、決勝で取れたら一番だと思っている」と大一番でのゴールに意欲を燃やした。

(取材・文 折戸岳彦)
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