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“攻撃的スタイル対決”は札幌に軍配!福森の芸術的FKなど前半3発で快勝

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芸術的なFKを決めたDF福森晃斗

[4.20 J1第8節 札幌3-0横浜FM 札幌ド]

 20日、J1リーグ第8節が札幌ドームで行われ、北海道コンサドーレ札幌横浜F・マリノスが対戦。札幌がMFチャナティップの先制点から前半だけで3点を奪い、3-0で勝った。

 前節、C大阪を1-0で下して連敗を止めた札幌。先発は同じ11人を送り出し、今季2度目の2連勝を目指す。対する3試合負けなし(1勝2分)の横浜FMは、前節・名古屋戦(1-1)から2人を変更。右眼窩内側壁骨折のGK朴一圭に代わってGK飯倉大樹がゴールを守り、MF扇原貴宏は今季リーグ初先発となった。

 スコアはあっという間に動いた。札幌は前半4分、自陣の右サイドでボールを奪ったMFアンデルソン・ロペスがボールを運び、鋭いスルーパスを供給。抜け出したMFチャナティップがボールを右に動かしてシュートコースを作り、右足シュートを流し込んだ。さらに9分、敵陣中央の左でFKを獲得すると、DF福森晃斗が左足を一閃。弧を描きながら壁を越えてゴール左上に突き刺さり、2-0とした。

 2点を追う展開となった横浜FMは前半17分、MF喜田拓也のスルーパスに反応したFW仲川輝人がPA右から右足を振り抜くと、FWマルコス・ジュニオールが押し込んでゴールネットを揺らす。しかし、M・ジュニオールのオフサイドにより得点は認められなかった。
 すると、前半29分に札幌が追加点。サイドチェンジから右サイドでボールを受けたルーカスが緩急あるドリブルで縦に仕掛け、右足でクロスを入れる。これをA・ロペスが強烈なヘディングシュートを叩き込み、3-0で前半を終えた。

 前半3失点の横浜FMは、後半開始からDF松原健に代えて、3月22日に広島から期限付き移籍で加入したDF和田拓也を投入。和田が右SB、DF広瀬陸斗が左SBに入った。さらに12分、扇原に代えてMF大津祐樹を送り込み、15分にはPA右手前でFKを獲得。MF天野純が自ら左足でニアを狙ったが、惜しくもクロスバー上に外れた。

 札幌は後半23分、左CKがファーサイドに流れ、ルーカスが個人技から鋭いクロスを供給。DFキム・ミンテが頭で合わせるが、クロスバー上に外れてしまう。25分には、右サイドのルーカスが巧みなフェイントで相手を翻弄。PA右から強烈なシュートを打ち込むが、惜しくも枠を外れ、ダメ押しとはならなかった。

 最後のところで精度を欠き、なかなか決定的なシーンを作り出せない横浜FMは、後半34分に最後の交代カードを使い、天野に代えてFW山谷侑士を送り込む。だが、43分の山谷のヘディングシュートは枠を捉えきれず、札幌が3枚目の交代カードでMF檀崎竜孔をJリーグデビューさせる余裕をみせ、そのままタイムアップ。3-0で札幌が完封勝利をおさめ、2連勝を飾った。一方。横浜FMは4試合ぶりの黒星を喫した。

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