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“FW起用”に満点回答!三國ケネディエブスがプロ初ゴール!! 福岡は愛媛とドローも3位浮上

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三國ケネディエブスがプロ初ゴール

[7.29 J2第8節 福岡1-1愛媛 ベススタ]

 J2リーグは29日、第8節を各地で行い、アビスパ福岡はホームで愛媛FCと対戦し、1-1で引き分けた。福岡の連勝は3でストップしたが、4位から3位に浮上している。

 愛媛は前半アクシンデントに見舞われ、足を痛めたFW有田光希が担架でピッチの外へ。18分にFW丹羽詩温との交代を余儀なくされた。飲水タイム明けには福岡も最初の交代枠を使い、FWフアンマ・デルガドを下げてFW城後寿を投入し、攻勢を強める。

 前半28分にはスローインの流れからDFエミル・サロモンソンが鋭い右クロスを入れ、MF石津大介が右足を振り抜いたが、シュートは相手のブロックに阻まれた。対する愛媛は前半終了間際に連続でチャンスを迎え、FW森谷賢太郎のスルーパスに抜け出したDF小暮大器がPA右からクロス。決定的な形に丹羽が走り込んだがわずかに届かず、スコアレスで前半を折り返した。

 一進一退の展開となったが、均衡を破ったのは愛媛だった。後半32分、カウンターからMF長沼洋一が右サイドのタッチライン際をドリブルで持ち上がり、カットインして斜めにスルーパス。MF川村拓夢が仕掛けてPA左手前の位置で左足を振り抜き、先制のネットを揺らした。

 4試合ぶりに失点を喫した福岡は後半35分、城後を下げてDF三國ケネディエブスを投入。元ストライカーの三國はFWの位置で起用され、今季初出場となった。すると、長谷部茂利監督の采配が的中する。後半37分、右CKでキッカーのE・サロモンソンがクロスを配給すると、マークを剥がしてニアサイドに入った三國がヘッドで突き刺した。

プロ2年目の20歳は記念すべきプロ初ゴール。試合後のフラッシュインタビューに応じた三國は「FWで入ると言われて、セットプレーは絶対に決めるという気持ちで臨んだので、結果になってよかった」と喜んだ。長谷部監督の“FW”起用に応え、投入から2分後に満点回答のゴール。「(監督からは)『FWできるか?』と言われて、『できます』と。パワープレーはあると思っていたので、準備はできていました」と振り返った。

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