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7/20A代表練習後のザッケローニ監督コメント

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 東アジア杯に向け、韓国で合宿中の日本代表は20日、同国北部の坡州(パジュ)で練習を行い、21日の中国戦(ソウル)に向けて最終調整した。

以下、練習後のザッケローニ監督コメント

アルベルト・ザッケローニ監督
―2日間練習をしてみての感想は?
「すごくモチベーションが高い印象を受けている。代表チームに来れること、ここでやれることを誇りに思ってくれているのかなと思う。監督からのリクエストに対しても精力的に取り組もうとしてくれている。たった2日でできる限りチームをつくろうとしているが、あまり多くの情報を与えてもよくないと思っている。最低限の情報がうまく伝わっていればいいなと思う」

―攻守において選手に求めるものは?
「各々のクラブで監督から言われていることは違うし、サッカーも違う。そこがスタート地点になる。さらにクラブと異なるチームメイトもいる。このメンバーの特長を出せるように攻守ともに指示を出した。2日間の練習で一つのチームとして仕上がることはないが、選手のモチベーションの高さ、あふれるクオリティーがある。期待しているし、彼らもこの10日間で自分たちにあるチャンスをよく分かっていると思う」

―先発は決めたか?
「実は決まっているが、言わないようにしている。イタリアでは、予想フォーメーションを外すと、その記者にとっては大事だが、皆さんは予想を間違えたぐらいでは上司にも怒られないと思うので(笑)」

―先発の決め手は?
「3試合あるが、まず1試合目を決めていかないといけない。2日間しか練習ができないので、3試合で一番難しい試合になると思う。精神面、技術面、体力面、選手の特徴を踏まえて、いい形でデビュー戦になるように選手を選んだ」

―3試合を通じてたくさんの選手を起用したいと思うが?
「1試合目をやってみて、どんな感触があるか。それからはその後の練習を見て決めていきたい。試合で全員を見れないかもしれないが、そういう選手は練習を通じて見ていきたい。この23人のメンバーを見るのはいいこと。試合の中で見ることも大事だが、練習を通じて見ることも大切だと思う」

―この大会の意義は?
「新しい選手を見るいい機会だと思う。ただ、チームは大幅に変わったので、サポートできるところは限られている」

(取材・文 西山紘平)

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