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蹴れるって素晴らしい by DJ KOHNO フロム ケツメイシ

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代表とCLと
by DJ KOHNO フロム ケツメイシ

 UEFAチャンピオンズリーグ決勝と、日本代表キリンカップが同日に行われるというサッカーファンからすると物凄く嬉しい日が今週の水曜にありましたが皆さん両試合共、観戦出来たでしょうか?

 自分は代表戦は家でテレビ観戦、CLは友人達と集まり、いきつけのバーで観戦というコースでした。

 まずは代表戦ですが結果はチリに4-0の完勝。現在南米予選で3位につけるチリは立ち上がりこそ、個人技や精度の高いプレーを見せて来たと思いますが、途中で完全に心が折れた感が否めません。
 その状況まで持っていけたのが素晴らしいと思います。俊輔選手、トゥーリオ(田中マルクス闘莉王)選手を欠いた状況で他の選手の自分がやらねばという自覚が上がった感がしたのは嬉しかった。そんなアピールせねばという少しチームとしてより個人に走りがちな状況を、冷静にいなしていた遠藤選手は流石ですね。

 良い試合だったと思うけど1つ気になった点がありました。
同じ事を感じた人も多くいると思いますが、18歳デビューの山田直輝選手に対しての実況の煽りやテロップなどの過剰すぎる演出、普段からレッズの試合を観戦してる身からすれば、正直この日の山田選手はレッズで出来ているようなプレーがそこまで出来ていたとは言い難い。デビュー戦であり、周りとの連携も構築出来ておらずという状況。そういった点も踏まえた解説や実況を期待したかったのですが、協会から妙な圧力が掛かってんですか? と問いたくなるほどの煽り方。

 無理にニュースターを作ろうとしている権力の陰がちらついてしょうがない。

 レッズでも試合数を重ねていく中でドンドンと存在感を増して行き、ポジションと信頼をつかんできた経緯があるし、代表でも大事な戦力になれる存在だと思うので、サッカー界としてきちんと守ってあげないといけないと思います。

 今の日本代表に18歳の救世主が必要ですか?
 それよりもオランダでスケールアップした本田圭佑選手や、これまで身体の小さいFWの選手が招集され続けてきた中、久々の出場を果たした矢野貴章選手。
  この方々が今後何をもたらしてくれるかという点を専門家の方にはピックアップして欲しいと思いますよ。

 それからチャンピオンズリーグは、数回前のコラムで予想したユナイテッドの優勝は、見事に完敗で外れてしまいました。本当にバルサは強かったですね。この試合でもゴールをあげたメッシがきっとバロンドール取っちゃうんでしょうけど、プジョルにも何かあげて欲しいと思いたくなるほどの闘将ぶり、ゲキサカで何か送ってあげて下さい。

 今年のクラブワールドカップは残念ながらUAEで行われるので、日本でこのバルサを見れないのは残念ですが、何はともあれ「おめでとうバルセロニスタ!」。

※本コラムは隔週金曜更新予定です。感想はこちらまでお寄せください。

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