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　1月17日横浜市内のホテルにて、今季よりJ1に昇格したばかりの横浜FCが新体制発表会を行った。
　久保竜彦、奥大介(横浜F・マリノスから加入)他、ブラジル人3選手を含む全11名の補強に成功した高木琢也監督は「非常にバランスのよい構成になった」と満足そうに語った。
　昨日契約を終えたばかりの久保。
「昨日は本当にホッとした。マリノスでお世話になった人たちを離れるのは辛かったけれど、熱心に誘ってもらったし、新しい環境で心機一転戦いたいと思った。ここでは自分よりも年齢の上なベテランの選手も多いし、いろんなことを学んでいきたい。カズさんは何でもできる巧い選手。早く一緒に球を蹴りたい。前マリノスに来たときは初めての移籍でどうなるかという不安も大きかったが、今回はそういうものもないし、普通にチームに入っていけると思う。とにかく楽しみにしている気持ちが強い」
　無口な印象の強い久保が、溢れんばかりの笑顔を見せながら、リラックスした様子で記者の質問に答えている姿は、意外だった。久保が広島に入団したルーキー時に2トップを組み、様々なことを教わった高木監督との強い絆が久保を変えたのだろうか?　小さなクラブは幸先のいいスタートを切ったようだ。