beacon

山梨学院旋風~新たなる挑戦~

このエントリーをはてなブックマークに追加

もう一度優勝するために

日本一軍団の主将コラムがスタートです!
第88回全国高校サッカー選手権で初出場初優勝の快挙を成し遂げた山梨学院。チームのご協力により、ゲキサカでは新主将のMF宮本龍選手によるコラム、『山梨学院旋風~新たなる挑戦~』を開始することになりました。
3年生たちが成し遂げた日本一に続き「自分たちの力でもう一度あの舞台へ」と新たな目標を掲げて走り出している山梨学院。これから、山梨県の元国体選抜メンバーであり、抜群の守備力を持つボランチとして日本一に貢献した宮本主将に随時、山梨学院の「今」を綴ってもらう予定です。連載中の碓井前主将のコラム「ムヨクの挑戦者」とともにお楽しみください。


皆さん、初めまして。山梨学院の宮本龍です。これからコラムを頑張って更新していきますので、応援よろしくお願いします。

新チームがスタートして1ヵ月が経ちました。選手権の優勝は先輩たちの力。自分たちは本当にいい経験をさせてもらいました。今も、地元の小さな子どもたちに「サッカー頑張って下さい」と言われます。練習試合にも多くの人が見に来てくれるし、注目されているんだ、と実感します。
自分は昨年の8月までセンターバックをやっていて、選手権はボランチに戻ってからの初めての大会。その中で先輩たちに全国につれていってもらえただけでなく、決勝まで勝ち進むことまでできたのは驚きでした。

ただ、先輩たちと比べると自分たちは本当にまだまだ。新人戦は山梨県大会準決勝で帝京三高校に負けてしまった。先制したけれど、頑張ってくるチームに球際で押し込まれてしまって、追いつかれてPK戦で負けてしまいました。自分たちはけが人が多かったですけど、山梨では負けたくなかったので悔しかった。

全国制覇した3年生たちは気持ちの部分が強かった。競っていても最後には絶対に勝っていました。でも自分たちはうまくいかないとすぐに焦れてしまう。接戦になったときに自分たちの試合に持ち込めないまま終わってしまう。まだ周りも見えなかったりしています。これらが今の自分たちの課題だと思います。

先輩たちを超えるためにはこのままではダメ。意識を変えなければダメ。

敗戦は自分だけでなく、みんなにとってもショックでした。横森先生(監督)も「(新チームになって)2週間しかやっていない。これからだ」と声をかけてくれましたが、みんな意識が変わってきたところがあると感じます。それぞれの自主練の時間が長くなりましたし。このあと、普段の生活面でも変わってくれば。。
あと、キャプテンの自分が成長しないとみんなついて来てくれない。まだ悪いときに自分が声を出せていないので、みんながついて来られるように、自分ももっと変われるように頑張ります。

自分たちの力でもう一度国立に立って優勝したい。この目標のために、一人ひとりが、1分1秒を大切に。

※本コラムは不定期更新です。このコラムの感想をこちらまでお寄せください。

TOP