beacon

矢板中央~赤と黒のキセキ~

このエントリーをはてなブックマークに追加

イギョラ杯

矢板中央高校は3月19日に終業式が終わり、春休みに入りました。次の日の20~22日まで、東京朝鮮高校さん主催のイギョラ杯に参加しました。

出場チームは、自分の地元のコンサドーレや、選手権準優勝の青森山田高校、Jユースカップ優勝のFC東京などと言った強豪チームばかりでした。矢板中央はBブロックでコンサドーレ札幌、八千代高校、國學院久我山高校と同じグループでした。

移動日の20日は1試合だけで、久我山と対戦し、移動などで体をあまり動かしてなかったので、「試合の中でしっかり走ろう」と自分たちでテーマを持ちながら試合することが出来て、久我山にパスを回されながらも2-0で勝つ事が出来ました!

2日目は午前中に八千代との試合で、先制してから追いつかれるも4-1で勝つ事が出来ました。午後はコンサドーレ札幌との試合で、自分にとっては小・中学校と北海道選抜で同じだったGKの松原修平と対戦することが出来ました!サッカーを小4から始めてからずっと意識してるGKで、北海道選抜では修平のサブでいる時間が多かったです。

だから差を縮めるために自分は冬でもサッカーが出来る関東の矢板中央を選びました。だからイギョラ杯でコンサドーレとやれると分かった時、修平との距離を測れるチャンスでとても楽しみにしてました!試合はすごい強風で、お互いのサッカーをなかなか出来ず、後半半ばまで試合は動きませんでした。しかし、後半20分あたりにDFの隙を突かれシュートを打たれてしまい失点してしまいました。そのまま試合は終わり、0ー1で負けてしまいました。

だけど、久しぶりに北海道の旧友と試合が出来て、とても楽しかったです!出来れば修平とPK勝負したかったですけど、失点してしまった自分の負けです。でも、また目標が出来たので、次に繋げてまた勝負出来たらいいと思います!次やるときは勝ちたいです!

3日目はリーグ戦の結果で、コンサドーレ札幌と得失点差で1位トーナメントで戦う事が出来ました。準決勝の相手は東京朝鮮高校で、ホームというのもあり、相手はとても気持ちが入っていました。前半は風下で、守る時間が多くて、攻め込まれましたが、ゴール前で体を張り、ゼロで守りきる事ができました。後半は逆に風上で、攻めてはいたけど取りきれず、0-0でPK戦になりました。

矢板中央は後攻で、お互い1本目は成功し、2本目に自分は朝鮮のキッカーのシュートを右に飛んで体に当てたんですけど、動くのが早いということで、やり直しで決められてしまいました。後攻のキッカーの夏輝が相手キーパーに止められてしまい、危ない雰囲気が流れましたが、自分が止めれば流れが変わると思っていたので、「絶対に止めてやろう」という気持ちで3本目にゴールに入り、左に飛びセーブすることができました!そのあとはお互い成功させ、5人目の相手キッカーと駆け引きをし、セーブすることができ、最後に柴田が決めて勝つ事ができました!
ケガ人が多く、ベストで出来ないなか勝つ事が出来たことは、とても大きな自信になったと思いました。決勝は西が丘サッカー場で成立学園高校と対戦し、負けはしたものの、とても良い収穫になったと思います!個人的は優秀選手という賞をもらいましたが、チーム全員の力があってこその賞だと思います!本当にみんなに感謝しています!

今回のイギョラ杯の遠征メンバー14人の中、キャプテンの裕紀と潤が遠征中のケガで欠場しながら、12人で5試合を戦い抜いて、精神的にも体力的にも成長出来たと思います!また堀越や光などケガ人も復帰してきて、もう1ランク、2ランク成長して、残りの遠征でも戦い、プリンスリーグに良い形で入れたら良いと思います。

※本コラムは不定期更新です。このコラムの感想をこちらまでお寄せください。

TOP