---

---

　9日に高円宮杯が終わったばかりですが、あすからもう高校選手権予選が始まります。16日が浜松南戦で17日が浜松開誠館戦。自分たちは高円宮杯を通してモチベーションが高いままきている。対して周りは1ヵ月、間が空いています。自分たちの状態のいい部分をいかして戦いたいと思います。

　確かに高円宮杯が1ヵ月間続いたために疲れている選手もいます。準決勝のあと2日間オフがありましたが、練習を再開したときは自分も体が重く感じました。でもあれこれ言ってはいられない。全国大会へ出るためのライバルはみんな強豪だし、チーム内での競争だってあります。高円宮杯で準決勝までいったメンバーでもポジションが安泰な選手なんては1人もいない。川口監督もどんどん新しい選手を使っていくと言っていました。自分はまず試合に出られるように頑張っていきたいと思います。

　選手権は自分にとって進路もかかった重要な大会です。高円宮杯では自分の持ち味であるドリブルが相手に通用したというのは感じています。できた面があることで、少し自分の目標が高くなりました。監督から自分がプロでやる気があるのかどうか聞かれて、サッカーをやっている以上「プロでやることが目標」と答えました。
　ただし、今通用する部分はドリブルしかない。高円宮杯で戦ったユースの選手たちは体の強さや体幹もレベルが高い。自分はもっと全部のレベルを上げないといけないと感じました。

　選手権での目標はまず県大会で優勝すること。最終的に高円宮杯で負けた国立にもう一度戻りたいというのがあるけれど、その前に県で勝たないと意味がない。自分たちは強いんだという勘違いや油断を絶対にしないようにして、高円宮杯の経験を次に生かせるように、自分たちができるサッカーを1試合1試合やりたいです。

※このコラムの感想をこちらまでお寄せください。

▼関連リンク
静岡学園高校サッカー部ブログ
※静岡学園サッカー部サイトへ移動します。