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　ザッケローニ監督の初めての世界挑戦は大失敗だった。コンフェデレーションズカップはキツイグループに入ったとは言え、3連敗と厳しい結果になった。本田の煽りで変な期待があったけれど、世界は甘くない。本田にもいい勉強になったのではないか。今後、あのビッグマウスはどうなるかな。

　ベンチにいる選手は出来が悪かった本田よりも悪いのか。海外組よりも悪かったのか。それでもザッケローニ監督は海外組を90分プレーさせてしまう。イタリアから3点取って喜んでしまっている。外国ではこんな采配していたら本当にクビが飛ぶよ。去年、フランスに勝ったとは言え、日本とフランスとの間には今回のコンフェデくらいの差はあった。やれるんじゃないか、と甘く見ていたんじゃないか。日本のファンも戦えると勘違いしてしまっていた。日本のマスコミは真実を報じていない。完全に海外組をつくりすぎたね。リーグ戦で点を取ったとか、アシストしたとか、その部分だけ過大に報じている。アシストしたとか、取ったかよりも大事なのはどの相手から取ったのか。またチームで誰が中心なのか報じたら、日本人で盛り上げたことが崩れてしまうから真実を報道しようとしない。

　強くなりたいなら、もっと求めなきゃダメ。ブラジルから帰ってきたら取り上げられたのはコンフェデの反省点ではなくて、代表選手たちの課外活動だった。反省会はいつ、どこで始まるのか。それじゃあ、強くならないよ。7月には東アジアカップがあるけれど、ボクは東アジアで優勝しなければ困るというノルマが発生したと思っている。今回の3連敗をバネに選手たちがW杯へ生き残るための大会にしなければいけない。休憩させる選手がいるならば、もう、ワールドカップのメンバーは発表してしまった方がいい。日本は1つも勝てなかったのに、なんでそんな権利を与えなければならないのか。東アジアで勝てなかったら監督は更迭。選手も代わるという厳しさがないといけない。勝てなかったら、総入れ替えできるか。それくらいの覚悟で戦ってほしい。

　黙って希望するだけではアマチュア社会。プロなんだからノルマを与えなければいけない。韓国はワールドカップ出場を決めたのに監督を代えた。3連敗の後に監督を代えなかった日本と代えた韓国。それぞれがどういう結果を出すのか、注目だ。東アジアカップは決して消化試合じゃないよ。