オシム式　その18
お忍び

　テレビ局の大きなスタジオに少年たちが集まっている。一人の老人が掃除をしている。

　大勢の少年たちは、掃除をしている老人などにはお構いなし、はしゃいだり、おしゃべりしたり。

　掃除人風情の老人が突然すっくと立ち上がって「それではジャニーズ事務所のオーディションを始めます!　私がジャニー喜多川です。よろしく」

　その挨拶の間もジャニーズ事務所の総帥ジャニー喜多川は冷徹な目線を少年たちに送っている。度肝を抜かれた少年たちの慌てふためく様子からその資質を探っている。

　彼の眼力がカトゥーンやキンキそしてスマップのすべてであるといっても過言ではない。

　反町代表コーチのJクラブの練習視察を打診していることからオシムも極秘に練習視察をするというメッセージが流れている。

　これは、ジャニー喜多川ばりの人間チェックなのか?　おそらく違う。オシムは分断統治で書いたように海外と日本国内を大きく二つにわけてコントロールしようとしている。

　国内組を揺さぶる手としてコーチ陣にガーナ戦に海外組を呼ぶようなメッセージをメディアに流していた。
　一方で若い選手やJ2を見たりして海外のベテランをヤキモキさせている。「なぜオレを呼ばない!オレのほうがはるかにウマイのに・・・」

　お忍び視雑麁擦蓮・東血・膜泙紡个靴涜緝汁・佑剖・呂靴討發蕕・衫・討箸靴討泙秦・蠅紡緝修悗洛・・・・沍・詞㈹櫃鮠紊欧気擦襪燭瓩洛・詞僂亮乃錣任△襦・　+n
<写真説明>9月23日、J1第24節、横浜Mvs名古屋。視察に訪れた日本代表オシム監督