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ヤング魂 by 長谷川望

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[第155回]DF高橋正陽(Una Primavera FC)「バーモントカップ東京都大会優勝を勝ち取った攻守の活躍」
by 長谷川望

 ウナ・プリマヴェーラフットボールクラブ(Una Primavera Football Club)は東京都練馬区で活動しているジュニアサッカークラブ。サッカーだけではなく、フットサルのトレーニングにも力を入れており、今年6月に行われたJFAバーモントカップ第29回全日本U-12フットサル選手権大会東京都大会では見事優勝に輝いている。

 大泉伸幸監督にチームのストロングポイントについて聞いた。「守備の引き出しがたくさんあると思います。バーモントカップでもハードワークして前からプレッシャーをかけて、ボールを奪ってゴールに繋げるという場面も多くあったと思います。組織で連携を取りながらボールを奪い、相手のスタイルに合わせながら守備の対応ができたのが良かったです」。チーム全員でおこなったハードワークが勝利に繋がっている。

 今回は攻守で活躍する小学6年生をピックアップ!

PICK UP選手
 高橋正陽くん(12)。ポジションはセンターバック。周りとのコミュニケーションで組織的にボールを奪い、攻撃に繋げる守備のキーマンだ。

 しかし守備だけではなく、フットサルで鍛え抜いたドリブル技術は、直接得点にも結びつく実力の持ち主。力を入れているトレーニングについて「枠の中に強くてコースの良いシュートを打つことです。ドリブルで上がって、シュートに持っていく場面が多いんですけど、枠外に飛んでしまったり、シュートの力が弱くてキーパーに簡単に取られちゃったりするので、そこをもっと打てれば攻撃と得点のチャンスが増えると思います」と、CBながら攻撃の精度向上にも余念がない。

どんな選手⁉
 大泉監督は高橋くんのポテンシャルをこう話す。「彼はCBでありながら、ドリブルも上手い選手です。また状況に応じたコーチング、カバーリング、インターセプトなどにも優れています。ワントップとディフェンスラインが間延びしたら、プレッシャーをかけることは出来ないので、そのなかでCBとしてラインコントロールをしっかりとやってくれています」。フットサルで磨き上げられた技術はサッカーに生かされ、攻守で大きな戦力となっている。

 高橋くんはバーモントカップをこう振り返る。「東京都大会は粘り強く最後まで戦えました。みんなで声をかけあって士気を高め合えたのが優勝に繋がったと思います。全国大会はレベルが全然違うので、追いつけるように努力したいと思いました」。全国大会での経験は選手個人を、そしてチームを、技術の面と気持ちの面で更に強くしていくに違いない!

気になる質問‼
――好きな選手を教えてください。
「セルヒオ・ラモス選手(レアル・マドリー)です。身体が強くて、ヘディングが強いところが好きです。1対1で負けないところも凄いと思います!」

――将来の夢を教えてください!
「日本代表になってCBで活躍したいです! そしてスペインのリーグでプレーしてみたいです」

――これからも頑張ってください!
「フットサルはコートが狭いのでやっているだけで細かい技術が身につきます。相手選手に囲まれたりしたときに、その技術を使って抜けることがサッカーに生かせています。これからもフットサルの技術をサッカーで活用できるように頑張ります!」

◆著者プロフィール◆
長谷川望(はせがわ・のぞみ)
1987年生まれ。福島県出身。リオ五輪で4連覇を成し遂げた女子レスリング伊調馨を取材。2020年東京五輪を見据え、サッカーを中心にスポーツの育成年代を精力的に取材している。フジテレビ『とくダネ!』、『林先生のあのアスリートを一流にした劇的スイッチ』他多数出演。
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