26日のG大阪戦で鼻を負傷した日本代表MF中村憲剛がAFCチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦・名古屋グランパス戦(30日、瑞穂陸)に強行出場することが確実になった。29日付デイリースポーツが報じた。

　川崎Fは27日、等々力競技場で冒頭部以外を非公開調整。フルメニューを消化した中村は「痛みがなくはない。でも鼻でサッカーをするわけじゃないから。練習は問題なかった」と強行出場に意欲を見せたという。
　患部が青黒く腫れており、軟骨を損傷している可能性もある模様だが、問題なしを強調したようだ。名古屋戦はフェースガードはせず先発する見込み。「勝ち抜くことしか考えてない」。闘志を燃やすチームリーダーが川崎Fを初のアジア4強へ導く。

(文　吉田太郎)

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