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[PSM]命運握る助っ人、千葉MFジャイールが先制点をアシスト

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[2.17 ちばぎんカップ 柏0-3千葉 柏]

 ブラジル人助っ人の活躍が今季のジェフユナイテッド千葉の命運を担っていると言っても過言ではない。この日は点取り屋として期待のかかるFWケンペス(←ポルトゲーザ)はベンチ入りしなかったが、MFジャイール(←済州)が片鱗を見せた。

 前半19分のプレー。左サイドでボールを持ったジャイールは正確なキックでファーサイドのMF米倉恒貴の頭に合わせてみせた。「得点につながったので非常に大きな自信になった。自分自身の特長の1つが出たプレーだと思う」。

 後半15分に追加点を奪った場面は、ジャイールの突破から得たCKが得点につながった。またCKを獲得した際には、目の前のジェフサポーターをあおるパフォーマンスを見せるなど、新加入選手とは思えないほど堂々とした姿でチームを引っ張った。

「ゲームの中でもしんどい時間帯だったこともあった。サポーターの大きな声援が選手たちの大きな力となるので、より大きな声を出してもらって勇気づけて貰いたかった。その結果がゴールにつながったと思っています」

 これまで行った対外試合でも4得点を2回記録するなど、攻撃陣は順調な調整を続けている。「自分たちは監督の指示通りに動いて、チームの連携を高めていきたい。シーズンに入ればより良くなると思うので、これからもさらに力を合わせて頑張っていきたい」。J2開幕まで残り2週間。スタートダッシュのためにも、更なるチーム力の強化を誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)

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