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“ポスト森脇”のDF塩谷、「自分らしく」広島の完封勝利貢献

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[2.23 富士ゼロックススーパー杯 広島1-0柏 国立]

 “ポスト森脇”のDF塩谷司が完封勝利に貢献。好守でサンフレッチェ広島に5年ぶりとなるゼロックス杯制覇をもたらした。「初めて国立でやったというのもあったのかもしれないですけど、途中から凄く楽しめた。今年一発目の試合を勝てたことは凄く大きいと思いますし、ACL、リーグ戦に弾みをつけられたと思います」と喜んだ。

 J1初制覇を果たした昨年、広島の3バックの右サイドを務めていたのはDF森脇良太だったが、日本代表クラスのDFは今オフ、浦和へ新天地を求めた。その森脇に代わり、2013シーズンの幕開けを告げる富士ゼロックス杯で右DFとして先発起用されたのが塩谷だった。
 
 序盤は硬さが見られたものの、周囲のサポートによって落ち着きを取り戻してプレーすると、「ヘディングは負けなかった。結構蹴って来る方やったと思う。ACLとかでも蹴ってくるだろうし、日本にもそういうチームはあるんで、パワープレーとかも絶対にあるだろうし、そういうのに対応できるという自信はつきました」というヘディングで、相手のロングボールをほぼ完ぺきに跳ね返す。そして攻撃面ではMFジョルジ・ワグネルの背後を的確に狙ってボールを運ぶなど、納得のプレーで90分間を終えた。

 森脇と比較されることは分かっている。ただし、本人は全く気にしていない。「比べられても、森脇クンは森脇クンで、ボクはボクなので、全然森脇クンの方がいい選手やと思うし、森脇クンのようなプレーをするんじゃなくて、自分らしいプレーができたらなと思っています。(一方で)身体の強さとかは全然負けていないと思うし、そういうのを全面に出していきたいですね」と力を込めた。

 徳島商高(徳島)から国士舘大を経て11年に水戸入り。そこで評価を勝ち取って昨夏、J1で首位争いをしていた広島へ移籍した。昨年は広島でリーグ戦出場3試合に終わったが、優勝を決めたC大阪戦でも先発するなど、チームからの信頼は厚い。まずは今季初戦で自信を掴む勝利。今後も自分らしく広島の勝利に貢献して、王者に欠かせない存在となる。
(取材・文 吉田太郎)

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