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悪夢の10分間、横浜FMが敵地で3失点の完敗

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[2.26 ACL第1節 全北3-0横浜FM 全州]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は26日、グループリーグ第1節2日目を各地で行った。昨季のJリーグで2位、そして天皇杯を制覇して9年ぶりにアジアの舞台に立った横浜F・マリノスは、昨季Kリーグ3位の全北現代(韓国)のホームに乗り込み、0-3で敗れた。次節は3月12日に行われ、横浜FMは昨季アジア王者の広州恒大(中国)をホームに迎える。

 横浜FMは4日前の22日に行われた富士ゼロックススーパー杯と同様の4-2-3-1を採用したが、先発メンバーはゼロックス杯から3人を代えてこの一戦に臨んだ。GKに榎本哲也、最終ラインは右からDF小林祐三、DF栗原勇蔵、DF中澤佑二、そして大宮から加入したDF下平匠。ドイス・ボランチにはMF中町公祐とMF富澤清太郎、2列目の右に新潟から加入したMF三門雄大、中央にMF中村俊輔、左にMF齋藤学を配し、1トップには清水から加入したFW伊藤翔が入った。

 大事な初戦となったが、横浜FMは序盤から全北に主導権を握られてしまう。サイドから効果的に攻撃を仕掛けてくる全北の後手に回るだけでなく、自らのミスも重なり、相手に何度もシュートチャンスを与えてしまう。最後には体を投げ出してフリーでのシュートこそ許さなかったものの、劣勢の時間帯が続いた。

 攻撃に移っても最終ラインまで重圧をかけてくる全北の猛烈なプレスに苦しんでパスワークは寸断され、1トップで起用されたFW伊藤翔目掛けたロングボールも簡単に跳ね返されてしまう。さらにキーマンのMF中村俊輔は相手ボランチにマンマーク気味に監視され、自由を奪われた。試合を支配されながらも前半の失点こそ防いだが、横浜FMの前半のシュートは8分にMF齋藤学が放った1本に抑え込まれた。

 守備陣の奮闘に応えたい攻撃陣は、後半10分にビッグチャンスを作り出す。左サイドを駆け上がった下平匠が中村からボールを引き出すと、ゴール前に鋭いクロスを放つ。ボールに向かった伊藤がスライディングで合わせてゴールを強襲したが、GKチェ・ウンソンに片手ではじき出されて惜しくも先制の好機を逃した。

 すると後半15分、これまで相手の猛攻に耐えてきた守備陣が一瞬の隙を突かれてしまう。右サイドからのパスに反応したMFイ・スンギをゴール前でフリーにすると、遅れて対応に入ったDF栗原勇蔵がシュートフェイントでかわされ、落ち着いてゴールに流し込まれてしまった。さらに後半23分に縦パス1本で抜け出したイ・スンギに左足で豪快に2点目を叩き込まれると、同25分にはレオナルドにPKを決められ、わずか10分間で3失点を喫した。

 アウェーの地で1点でも返したい横浜FMは、先制を許した後からMF兵藤慎剛やMF藤本淳吾を投入して反撃を試みるもゴールは遠く。結局、試合終了の笛が鳴るまで横浜FMにゴールは生まれることはなく、ゼロックス杯に続いて完封負けを喫した。アジア・ナンバーワンを目指す戦いは、スタートで大きくつまずくことになった。


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