[選手権予選]絶対王者の牙城、今年も揺るがず!青森山田が18連覇!:青森
[10.25 全国高校選手権青森県予選決勝 青森山田高 6-0 八戸学院野辺地西高 青森県総合運動公園陸上競技場]
絶対的王者の牙城は、今年も揺るがなかった。第93回全国高校サッカー選手権青森県予選決勝が25日、青森県総合運動公園陸上競技場で開催され、17連覇中の青森山田高が、昨年度準優勝の八戸学院野辺地西高を6-0と下し、18年連続20回目の選手権出場を決めた。
「やっぱり選手権の雰囲気は他とは違う」(主将・DF小笠原学)、「無敗記録もあるし、絶対に勝たなければいけないプレッシャーがあった」(FW丹代藍人)と、強烈なプレッシャーを背負った青森山田は、立ち上がりはロングボールが多くなり、落ち着かない展開となった。それに対し、八戸学院野辺地西は前線に君臨する長身FW阿部稜をターゲットに、積極果敢なプレスで、勇猛に立ち向かった。
決勝にふさわしい、白熱した展開になった―。そう、「1点が入る」までは――。プレッシャーと相手の勢いに戸惑いながらも、青森山田が絶対王者の所以を見せたのは、23分のことだった。左サイドをFW木戸隆生が突破した折り返しを、ファーで受けたMF野口雄輝が蹴り込んだ。
後半、「平常心でやるように。相手は絶対に足が止まる」と黒田剛監督の檄を受けた青森山田は、開始早々の3分に小笠原のクロスを、木戸がスライディングで押し込んで、追加点を奪うと、10分にはPKをMF山下優人が決めて3-0。一気に勝負の行方を決定づけると、16分に丹代、21分に山下、26分に再び丹代が決めて、終わってみれば6-0の大差を付けた。
黒田監督が「正直、ほっとしている。少なからずプレッシャーはあった。これで次はプレミアリーグの残り3節に照準を合わせて、この3試合で残留を果たせれば、選手権もいい流れで臨めると思う」。
勝負に絶対はないからこそ、感じる重圧。それをはね除け、視界が開けた青森山田は、日本で一番早く選手権に向けた新たなスタートを切った。
(取材・文 安藤隆人)
▼関連リンク
【特設】高校選手権2014
絶対的王者の牙城は、今年も揺るがなかった。第93回全国高校サッカー選手権青森県予選決勝が25日、青森県総合運動公園陸上競技場で開催され、17連覇中の青森山田高が、昨年度準優勝の八戸学院野辺地西高を6-0と下し、18年連続20回目の選手権出場を決めた。
「やっぱり選手権の雰囲気は他とは違う」(主将・DF小笠原学)、「無敗記録もあるし、絶対に勝たなければいけないプレッシャーがあった」(FW丹代藍人)と、強烈なプレッシャーを背負った青森山田は、立ち上がりはロングボールが多くなり、落ち着かない展開となった。それに対し、八戸学院野辺地西は前線に君臨する長身FW阿部稜をターゲットに、積極果敢なプレスで、勇猛に立ち向かった。
決勝にふさわしい、白熱した展開になった―。そう、「1点が入る」までは――。プレッシャーと相手の勢いに戸惑いながらも、青森山田が絶対王者の所以を見せたのは、23分のことだった。左サイドをFW木戸隆生が突破した折り返しを、ファーで受けたMF野口雄輝が蹴り込んだ。
後半、「平常心でやるように。相手は絶対に足が止まる」と黒田剛監督の檄を受けた青森山田は、開始早々の3分に小笠原のクロスを、木戸がスライディングで押し込んで、追加点を奪うと、10分にはPKをMF山下優人が決めて3-0。一気に勝負の行方を決定づけると、16分に丹代、21分に山下、26分に再び丹代が決めて、終わってみれば6-0の大差を付けた。
黒田監督が「正直、ほっとしている。少なからずプレッシャーはあった。これで次はプレミアリーグの残り3節に照準を合わせて、この3試合で残留を果たせれば、選手権もいい流れで臨めると思う」。
勝負に絶対はないからこそ、感じる重圧。それをはね除け、視界が開けた青森山田は、日本で一番早く選手権に向けた新たなスタートを切った。
(取材・文 安藤隆人)
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