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[PSM]新潟は岩政擁する岡山に零封負け

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 アルビレックス新潟は高知キャンプ最終日の11日、春野総合運動公園陸上競技場でファジアーノ岡山とプレシーズンマッチを行い、0-1で敗れた。

 岡山は前半13分、前線にロングフィードを送ると、新潟DF大井健太郎の中途半端なクリアを拾ったMF妹尾隆佑が素早くゴール前に浮き球のパス。これに反応したMF染矢一樹がフリーで抜け出し、冷静に右足でゴール左隅に流し込んだ。

 先手を奪った岡山はその後の新潟の反撃にも粘り強く対応する。新潟は前半29分、左FKからゴール前のFW鈴木武蔵が角度を変えるが、GK椎名一馬が鋭い反応でセーブ。前半アディショナルタイム、右サイドからドリブルで中に切れ込んだDF松原健の左足ミドルも椎名が横っ飛びで弾き出した。

 1点リードで前半を折り返した岡山は後半立ち上がりにセットプレーのチャンスをつかみ、左クロスにDF岩政大樹が打点の高いヘディングで合わせるが、枠を外れる。BECテロ・サーサナFC(タイ)を退団し、今季から岡山に加入した元日本代表DFは本職の守備でも鈴木武蔵のドリブル、FW指宿洋史の高さに体を張って対応。チームの完封勝利に貢献した。

 試合後のインタビューで岡山の長澤徹監督は岩政について「彼自身が我々の要求にいろいろ応えようとしている。彼が前に進んでいる姿をみんなが見ることで、非常に良い影響を与えてくれている」と語り、経験豊富なセンターバックがチームにもたらす相乗効果に期待していた。


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