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大島弾で先制の川崎Fが松江シティFCに3発快勝

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[9.5 天皇杯2回戦 川崎F3-0松江シティFC 等々力]

 天皇杯は5日に2回戦を行い、川崎市営等々力陸上競技場では川崎フロンターレ松江シティFC(島根)が対戦した。前半24分にMF大島僚太のゴールで先制した川崎Fは、その後も2点を追加して3-0で勝利している。

 川崎FはGK西部洋平、最終ラインが右から武岡優斗、谷口彰悟、小宮山尊信の3バック。中盤は右からエウシーニョ、大島僚太、中村憲剛、森谷賢太郎、最前線が小林悠、大久保嘉人、田坂祐介の3-4-3で試合に臨んだ。1回戦で大会初勝利を挙げた松江シティFCは、最終ラインに右から田中優毅、山内晴貴、小川純、館野俊祐。中盤は、岩崎昭宏、田平謙、山内智裕、粕川正樹、2列目に実信憲明、1トップに元川崎FのFW谷尾昴也が入り、4-4-1-1の布陣で試合に臨んでいる。

 立ち上がりから圧倒的に川崎Fがボールを保持する展開となるが、最終ラインと中盤が引いてブロックをつくって守る松江シティFCを崩せない。前半10分が過ぎたあたりからは松江シティFCもボールを持つ場面をつくるが、パスミスでチャンスをつくることはできない。17分には一度は失ったボールを中盤で奪い返した川崎Fに、この試合初めて速攻のチャンスが訪れるが、MF中村憲剛の縦パスを受けたFW小林悠のキックフェイントはDF小川純に食い止められる。

 試合が動いたのは前半24分だった。シュートらしいシュートがなかった川崎Fだが、中村からの横パスを受けた大島が、PAの外から思い切り右足を振り抜くと、シュートはゴール右上隅に決まり、川崎Fが先制した。34分にも川崎FはFW大久保嘉人のスルーパスを受けたFW田坂祐介がゴールに流し込んだが、オフサイドで得点は認められなかった。

 37分にも川崎Fはセットプレーの流れから小林がシュートを放つ。GK船川航司朗が好セーブでゴールを守ったが、跳ね返ったボールをMFエウシーニョがボレーシュート。これが決まって川崎Fがリードを2点に広げた。

 前半終了間際の43分には、松江シティFCも好機をつくる。パスをつなぎ攻める中で、MF山内智裕がPA内に侵入してボールを受ける。ゴール前にパスを送ったが走り込んだMF岩崎昭宏には、わずかに合わなかった。このまま前半は川崎Fが2点リードで終了する。

 後半開始と同時に川崎Fは森谷を下げて、MF中野嘉大を投入する。開始早々には高い位置でボールを奪った松江シティFCがPA内の谷尾にパスを通す。谷尾は前を向こうとしたときにDFと接触して倒されたが、ファウルは認めてもらえずにプレー続行となった。

 後半5分に松江シティFCは、DF山内晴貴に代えて、FW澁山勇希を投入した。同8分には、その澁山のキープから右に展開。MF田中優毅が上げたクロスを谷尾がヘッドで合わせたが、わずかに上へ越えて行った。

 後半10分には田坂が絶妙なスルーパスを最終ラインの裏を取った小林に通す。小林のシュートは、GK船川の好守に阻まれたが、こぼれ球に詰めていた大久保が抜け目なくゴールを奪い、勝利を決定付ける3点目を挙げた。川崎Fは後半15分、積極的に得点を狙っていた小林を下げて、FW船山貴之を投入した。同18分には松江シティFCも、実信を下げて、DF砂川太志をピッチに送り出す。松枝シティFCは谷尾、砂川が立て続けにゴールを狙ったが得点を挙げられない。同30分にも砂川の浮き球のパスに対して舘野が走り込んだが、ボールを枠に飛ばせなかった。

 後半32分に松江シティFCは、最後の交代枠で粕川を下げて、MF山崎崇史を起用する。同34分にはPA内で縦パスを受けた田中がゴールを決めたが、オフサイドの判定で認められない。その直後には川崎Fも敵陣PA内までボールを運び、田坂がゴールを狙ったが、GK船川に防がれる。同38分には川崎Fも田坂を下げて、MFアルトゥール・マイアを投入した。最後まで手を緩めない川崎Fは、40分に中村のクロスに大久保がジャンピングボレーで合わせるが枠の右へ。45分にも川崎Fは鮮やかなパス回しで松江シティFCの守備を崩したが、シュートをGK船川の好セーブに防がれてしまう。

 それでも最後まで松江シティFCにゴールは許さず。川崎Fが3-0で勝利して、10月に行われる3回戦への進出を決めている。

(取材・文 河合拓)
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