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手倉森采配的中、先発起用で迷った2人で試合を決める3発「本当にしびれました」

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[1.22 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選準々決勝 U-23日本 3-0(延長) U-23イラン アブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム]

 メンバーを入れ替えながらグループリーグの戦いを勝ち上がったことで、手倉森誠監督にも余裕が生まれていた。ただスターティングメンバーを選ぶにあたっては、頭を悩ますことになった。

 手倉森監督は当初、MF豊川雄太を先発で起用しようと考えていたのだという。しかしベンチスタートを決断すると、代わりにMF中島翔哉を起用。結果は途中出場した豊川が延長前半5分に先制点を決め、先発起用した中島がその後ダメ押しの2得点と、奇しくも起用を迷った2人が試合を決める結果になった。「本当にしびれましたね」と満面の笑みを浮かべながら試合を振り返った指揮官も、「その出し入れした2人が活躍してくれた」と、ヒーロー2人を称えた。

 次戦はいよいよベスト4。勝てば6大会連続の五輪出場切符を手にすることになる。「ますますしびれる試合になる」と気を引き締めた手倉森監督。「日本から多くのパワーを送ってください」と呼びかけてインタビューを締めくくった。

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