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日本人トリオ先発も…最下位ハノーファーは裏天王山に敗れ4連敗、長谷部フランクも17位後退

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[3.19 ブンデスリーガ第27節 フランクフルト1-0ハノーファー]

 ブンデスリーガは19日、第27節2日目を行い、MF清武弘嗣、MF山口蛍、DF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でMF長谷部誠の所属するフランクフルトと対戦し、0-1で敗れた。ハノーファーの日本人トリオは2試合ぶりの同時先発を果たし、清武と酒井はフル出場。山口は後半24分に交代した。長谷部は出場停止などで欠場した試合を除けば今季初のベンチスタートとなり、後半17分から途中出場した。

 3連敗で最下位に沈んでいるハノーファーと、入れ替え戦圏内の16位に低迷するフランクフルトによる残留争い直接対決。前半33分、右サイドから強引に仕掛けたフランクフルトはMFアニス・ベン・ハティラがPA内右の角度のない位置から右足でゴールに流し込み、先制点を奪った。

 1点ビハインドで折り返した後半10分、ハノーファーは中盤のセカンドボールを拾った清武が左足でミドルシュートを打ったが、ゴール右へ。同38分にはFWウーゴ・アルメイダがゴールネットを揺らすもオフサイドの判定だった。結局、最後までゴールを奪えず、2試合連続の無得点で4連敗。入れ替え戦ラインとなる16位までも残り7試合で勝ち点10差に開き、1部残留は厳しい状況だ。

 一方のフランクフルトはニコ・コバチ新監督就任2戦目で初勝利となり、1月24日のボルフスブルク戦(3-2)以来、9試合ぶりの白星を挙げた。ただ、勝ち点で並んでいた17位ホッフェンハイムがこの日、ハンブルガーSVに3-1で勝ったため、得失点差で抜かれ、自動降格圏となる17位に順位を落としている。

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