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代表勢、俊輔や遠藤も不在の第1戦…横浜FM榎本、G大阪藤ヶ谷の活躍で譲らずスコアレス

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[10.5 ルヴァン杯準決勝第1戦 G大阪0-0横浜FM 吹田S]

 ガンバ大阪横浜F・マリノスによるルヴァン杯準決勝第1戦が市立吹田スタジアムで行われ、0-0で引き分けた。第2戦は9日に日産スタジアムで行う。

 台風18号の影響で一時は開催可否が検討された試合だが、予想進路が外れたことから、無事開催にこぎつけた。試合は両チームが日本代表に招集された選手が不在。さらに横浜FMはMF中村俊輔が負傷欠場、対するG大阪もMF遠藤保仁がベンチ入りメンバーからも外れた。

 スコアを見れば両チーム、核となる選手を欠いたことで決定力不足の試合かと思うが、両チームのGKの奮闘が目立つ試合となった。まずは前半31分に横浜FMのGK榎本哲也が魅せる。左サイドから上げられたクロスからMF倉田秋に強烈シュートを許すが、好セーブでゴールを割らせない。後半3分にはCKからDF丹羽大輝に決定的なヘディングシュートを許したが、榎本が横っ飛びで弾くと、クロスバーをかすめて枠外に外れていった。

 対するG大阪のGK藤ヶ谷陽介も負けていない。前半8分にDF金正也との連携ミスから、FWマルティノスにあわやという場面を作られるが、それ以外は集中した守りを続ける。そして後半21分にはゴール前のこぼれ球をMF天野純に蹴り込まれるが、これもビッグセーブで弾ききった。日本代表に収集されているGK東口順昭不在の中で見せた元守護神の意地。決着は第2戦に持ち越しとなった。


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