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「杉岡と原が組むとややこしい…」 京都橘FW岩崎、“イチフナ”守備攻略のイメージは!?

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打倒イチフナを誓う京都橘高キャプテンのFW岩崎悠人

 いきなり夏の王者と対戦する。しかし、臆することなどない。京都橘高(京都)キャプテンのFW岩崎悠人(3年)は、翌日に控えた市立船橋高(千葉)との初戦を待ちわびている。

 岩崎にとって3度目の選手権。「入場行進をするとき、選手全員がそろって前に行く瞬間、高ぶってくるものがありますね」。一昨年、昨年同様に全国を舞台に戦うことになるが、今年は左腕にキャプテンマークを巻いて大会に挑む。「過去2年は先輩についていくという形で挑んだし、先輩がいるので自分のためにやっている部分もあった」と過去2年間を振り返ると、チームの先頭に立つことで気持ちの変化があったことを明かした。

「今年はチームが勝つために何をしなければいけないかを考えてやってきた。3年間一緒にやってきた仲間の分もやらないといけないし、後輩のためにもやらなければいけない。93人のチームメイトのためにも頑張らないといけない」

 10月にはU-19日本代表の一員としてAFC U-19選手権に出場し、3得点を挙げてチームのアジア制覇に貢献した。「結果を見れば、すごい良い大会だった」とスピードという自身の特長を存分に発揮して結果を残せたことに胸を張りながらも、「元々の課題がポストプレーで、その部分には課題が残ったし、簡単なミスも多かった。特長を出すだけでなく、他の部分でも貢献したかった」と悔しさも残った。

 選手権の初戦はインターハイを制した市立船橋高と対戦する。U-19日本代表でチームメイトとなるDF杉岡大暉(3年)とDF原輝綺(3年)がCBでコンビを組む相手守備陣を崩すには、「杉岡と原が組むとややこしい(笑)」と苦笑しつつも、「一人で突破するのは無理だと思う」と冷静に分析。杉岡や原の能力を十分に知っているからこそ、「バイタルエリアで動き続けて少しでも隙を作りたいし、最近は少し下がりながらゲームを作るプレーも増えている」と連係でゴールをこじ開けようとイメージしている。しかし、「でも自分の得意な形でゴールを取れれば、自分も乗れると思うので、抜け出しからゴールに向かいたいですね」とニヤリと笑った。

 最後の選手権。市立船橋に敗れれば、その時点で岩崎の高校サッカーは幕を閉じる。「本当に悔いの残らないように精いっぱいやって、とにかくサッカーを楽しみたい。楽しんでいるときが一番良いプレーができているので、リラックスした状態で試合に入りたいですね」。一日でも長くこのチームでサッカーを続けるためにも、気負い過ぎるのではなく自然体で夏の王者に挑む。

(取材・文 折戸岳彦)

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