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“魔法使い”G・シャビエルが3点演出…名古屋、5試合ぶり白星で5位浮上

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5試合ぶりに白星を獲得した名古屋グランパス

[9.24 J2第34節 名古屋4-1東京V パロ瑞穂]

 J2は24日に第34節を開催し、パロマ瑞穂スタジアムでは勝ち点53で6位の名古屋グランパスと同51で7位の東京ヴェルディが対戦。前半に2点のリードを奪った名古屋が、後半に入って東京Vに1点を返されながらも、2点を加点して4-1の勝利を収めた。5試合ぶりの白星を獲得した名古屋は、山口に敗れた松本をかわして5位に浮上した。

 前半15分に名古屋が細かなパスワークからフィニッシュに持ち込むが、MF田口泰士の縦パスを受けたMFガブリエル・シャビエルの鋭い右足シュートはゴール右に外れた。しかし同17分、G・シャビエルが蹴り出したCKに対し、ニアサイドに走り込んだMFワシントンがヘディングで叩き込み、名古屋が先制に成功した。

 追加点を狙う名古屋は同23分、G・シャビエルが左足から蹴り出した直接FKはGK柴崎貴広に触れられることなくゴールに向かうが、ポストを叩いてしまう。だが、直後のプレーでG・シャビエルのCKをニアサイドの田口がヘディングで合わせてネットを揺らし、先制点のリプレーのような展開から名古屋がリードを2点差に広げた。

 2-0と名古屋がリードしたまま後半を迎えると、後半10分にMF安西幸輝が送った鋭いクロスをFWドウグラス・ヴィエイラがヘディングで突き刺して東京Vが1点差に詰め寄る。さらに同19分にはFWカルロス・マルティネスの直接FKが壁に当たってコースが変わりながらもゴールマウスに向かうが、GK武田洋平に横っ飛びで弾き出されてしまった。

 すると後半31分、田口の浮き球のパスからゴール前に進入したMF小林裕紀が放ったシュートは相手選手にブロックされながらも、こぼれ球を小林自らが蹴り込んで名古屋が再びリードを2点差に広げる。さらに同40分にはG・シャビエルとのパス交換からMF和泉竜司が左足シュートでゴールを陥れた。

 8月度の「明治安田生命Jリーグ Mastercard priceless japan 月間MVP」を受賞して「高い技術で観る者を魅了するプレーは“まるでピッチに魔法をかけている”」と評されたG・シャビエルの活躍もあり、名古屋が4-1で快勝した。

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