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J2降格に肩落とす新潟イレブン…前を向かせたのは「普通じゃ考えられない声援」

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J2降格が決まったアルビレックス新潟

[11.18 J1第32節 新潟1-0甲府 デンカS]

 猛反撃を見せたが、残留には届かなかった。降格の可能性が出た第29節G大阪(○1-0)以降、3勝1分と4試合負けなし。しかし、アルビレックス新潟は04年のJ1昇格後初めてJ2に降格することになった。

 甲府戦で90分間ピッチに立ち、1-0の勝利に貢献したMF小泉慶は「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。何が何でもという思いだったけど…、本当に悔しいです」と残留という結果を残せなかったことに悔しさを滲ませた。

 ここ数試合、チームは好調を続けているが、「やっぱり、遅すぎたというか…」と小泉が唇を噛んだように、選手たちは「遅すぎた」という思いが強いようだ。キャプテンのDF大野和成が「やっとアルビらしいサッカーができてきたけど、もう少し早くできれば良かった」と語れば、MF小川佳純も「勝ち出す期間が何試合か早かったら…」と声を落とした。

 だが、ここで歩みを止めるわけではない。小泉は続ける。「苦しい戦いが続いた。この悔しさは自分だけでなく、一人ひとりが持っていると思う。サッカー人生はまだ続くので、この悔しさをしっかり次に生かしていきたい」。

 試合後にスタジアムを周ってサポーターにあいさつする際には、大きなコールが届けられる。選手たちは「本当に申し訳なかった」と頭を下げたが、ファン・サポーターの力を改めて感じたようだ。

「温かい声援とたくさんの拍手、新潟コールを頂いた。この地に来てから、どこに行っても、生活の中でも新潟の皆さんに支えられて、今の僕自身がある。残り2試合あるので、その2試合変わらぬ思いで戦っていきたい」(DF富澤清太郎)。小泉も「本当にありがたいこと。普通じゃ考えられない声援だと思う」と感謝を示し、大野も「温かい声援を頂けたので、今季の残り試合でしっかり勝ちたい」と残り2試合に向けて必死に前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)
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