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[MOM2332]京都U-18MF橋本尽(3年)_決勝戦で帰ってきた3年生MF、一際輝く

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京都サンガF.C.U-18MF橋本尽

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.19 Jユースカップ決勝 京都U-18 2-1 G大阪ユース 長野U]

 2年生にタレントのいるチーム。今年の京都サンガF.C.U-18を語るとき、決まって出てきたフレーズだ。実際、U-17W杯に出場した福岡慎平上月壮一郎を筆頭に、2年生に役者が多いのは事実だろう。GK若原智哉(3年)を代表招集で欠いていた清水ユースとの3回戦は、負傷者も出ていたことで先発メンバーに1、2年生しかいないという陣容だった。

 だが、最後の決勝戦で帰ってきた3年生が一際輝いた。

 準決勝から得難い仕事を見せていた左SB俣野亜以己(3年)はこの日も安定したプレーを見せ付け、この決勝で2回戦以来の先発復帰となったMF橋本尽(3年)も確かな存在感を見せ付けた。元よりテクニックや判断の良さには定評のある選手だが、今年は岸本浩右監督の下で「スーパーハードワーク」を叩き込まれており、この日もまず守備からしっかりと入っていく。負傷明けでいきなりの先発復帰ということでゲーム体力には不安もあったというが、序盤から手抜きはなかった。

 迎えた前半終了間際にはMF津野絢世(2年)との流れるようなコンビネーション&ランニングプレーの連続からG大阪の中盤を鮮やかに突破。そして最後は「得意なプレー」だと言うワンタッチでのスルーパスをディフェンスライン裏へと通す。MF上月壮一郎(2年)の動き出しを完全にイメージできていたというプレーで、見事に先制点をアシストしてみせた。

 後半8分の2点目でも、橋本は地味ながらキッチリ中継点となって福岡のロングドリブルを引き出してゴールシーンを演出。その後は守備に追われる展開となり、「正直に言うと、復帰して最初の試合だったので前半途中からもう『しんどいな』という感じはあった」と笑いつつ、「気持ちで走り切ってやろう」と最後までハードワーク。負傷明けでの先発ということで不安視されていたが、「ずっと練習で走ってきたし、(この遠征に帯同できなかった3年生の)大西航暉の分までやってやろうと思っていた」という気持ちを“走り”で表現し切って、見事に栄冠を引き寄せた。

(取材・文 川端暁彦)
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