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モンバエルツ退任の横浜FMがアジア王者撃破!浦和はリーグ3連敗でクラブW杯へ

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写真は横浜FM対C大阪戦のゴール裏

[12.2 J1第34節 浦和0-1横浜FM 埼玉]

 J1リーグは2日、今季最終節となる第34節を14時キックオフで一斉に開催した。横浜F・マリノスは敵地で浦和レッズと対戦し、1-0で勝利。エリク・モンバエルツ監督のラストマッチを白星で飾った。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)王者の浦和は、得点ランキング首位のFW杉本健勇(C大阪)と2ゴール差のFW興梠慎三にボールを集めた。前半5分、MF柏木陽介が左に展開し、DF宇賀神友弥がPA左から中央へ折り返すと、興梠がゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定。17分にもMF矢島慎也の浮き球パスで興梠が抜け出して右足ボレーを決めたが、これもオフサイドだった。

 モンバエルツ監督が今季限りで退任する横浜FMは、前半12分にMF扇原貴宏が左サイドのスペースに送り、MF山中亮輔が一気に縦に仕掛けてグラウンダーのクロス。ニアに走り込んだMFダビド・バブンスキーが合わせたが枠を外れる。34分には、左サイドのアーリークロスをFWウーゴ・ヴィエイラがPA左でおさめ、後方から走り込んだMF中町公祐が意表を突いた右足シュートを放つもGK西川周作に止められた。直後に山中のコントロールミスからMF高木俊幸に単独突破を許したが、シュートの精度に助けられた。

 均衡が破れたのは後半8分だった。後半の入りが良かった横浜FMは、左サイドでボールを受けた山中がDF下平匠のオーバーラップをおとりに中央へグラウンダーのパスを送る。これをペナルティーアーク内からMF前田直輝が左足ダイレクトで狙うと、鮮やかなシュートがゴール左隅に吸い込まれ、横浜FMが先制に成功した。

 後半は押し込まれる展開が続いた浦和は、後半19分にMF梅崎司に代えてFW武藤雄樹を投入。26分にはMF長澤和輝、34分にはFWズラタンと次々に交代カードを切り、リズムを変えようとした。アディショナルタイム3分、ズラタンのクロスのクリアボールをPA手前で受けた宇賀神が左足で狙うもわずかに右。チャンスを生かせず0-1で敗れ、浦和はリーグ3連敗でクラブW杯に臨むこととなった。

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