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新生横浜FMのSB山中が先制ミドル「今年はSBに求められる動きが普通じゃない」

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前半17分にミドルシュートを叩き込んだDF山中亮輔

[2.25 J1第1節 C大阪1-1横浜FM ヤンマー]

 横浜F・マリノスの今季ファーストゴールは、前半17分に生まれた。右サイドからドリブルで持ち込んだFW遠藤渓太が中央に横パス。ここに走り込んだのは、左SBの山中亮輔だった。山中は冷静に左足を振り抜くと、ボールはゴール右隅を捕らえた。

 元オーストラリア代表指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督を迎えた横浜FMは、DFラインを高くして全体をコンパクトにしたサッカーに変貌。SBにも中央への絞りを求めるなど、独特なサッカースタイルに挑戦中だ。山中にとっても「今年はSBに求められる動きが普通じゃない」と話すほど未知なスタイルだというが、「もっと監督を信じて、しっかり求められることをやっていきたい」と修得に意欲をみせる。

 しかし迎えた開幕戦。後半41分の同点被弾。体を張って守れていただけに、この結果は悔やまれる。「個人的にはひとつ結果を出せたので良かった」とした山中も「どうしても負けているチームは勢いよく出てくる。オープンな展開になったときにコントロール出来るようになれば強いチームになるのかなと思う」と課題修正を誓っていた。

(取材・文 児玉幸洋)
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