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40歳誕生日DF中澤痛恨クリアミス…C大阪が柿谷弾でドローに持ち込む

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柿谷曜一朗が後半41分に同点弾を決めてC大阪がドローに持ち込んだ

[2.25 J1第1節 C大阪1-1横浜FM ヤンマー]

 セレッソ大阪横浜F・マリノスによる18年開幕戦は、1-1の引き分けに終わった。

 今年1月1日に行われた天皇杯決勝の再戦となった開幕戦。ただC大阪はすでにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いが始まっており、富士ゼロックススーパー杯も含めると公式戦4試合目となった。

 C大阪はMF清武弘嗣の全治6週間の負傷離脱を発表したばかり。スタメンにはMF福満隆貴が抜擢され、システムも4-4-2でスタートした。

 横浜FMは新加入の韓国代表FWユン・イルロクがスタメン出場。またこの日40歳の誕生日を迎えたDF中澤佑二も元気にスタメンの列に並んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 ファーストチャンスはC大阪。前半6分、福満がエリア内でフリーになっていたFW柿谷曜一朗にパス。柿谷がゴールネットを揺らすが、直後に副審の旗が上がり、オフサイドでゴールは認められなかった。

 次は横浜FM。前半17分、FW遠藤渓太がドリブルで右サイドから持ち込むと、中央に横パス。これに走り込んだDF山中亮輔が左足を一閃すると、シュートはゴール右隅を捕らえ、こちらは先制点になった。

 その後も両チームにチャンスはあったが、前半21分のC大阪、MF山口蛍がGKと1対1になるが、GK飯倉大樹がシュートを足に当ててゴールを許さない。同30分には横浜FM、MF天野純が直接FKを蹴るが、クロスバーに嫌われ、こちらも追加点にはならなかった。

 後半はややC大阪が攻め込む場面を多く作るが、得点機を作るまでは至らない。互いに交代枠もなかなか切られないまま、時間だけが進んでいく。ようやく後半31分にC大阪はMFソウザとFW高木俊幸を投入。攻撃意識を高めて同点弾を目指す。

 ただ後半32分のDF松田陸の強烈ミドルも得点にはならない。同36分にはゴール前で波状攻撃を見せるが、こちらも得点には繋がらない。同39分には相手のクリアミスを拾った福満がエリア外から無人のゴールに蹴り込もうとするが、シュートが枠内を捕らえることはなかった。

 しかしついに後半41分、右サイドからソウザがゴール前にボールを入れると、中澤のクリアミスを誘発。こぼれ球を拾った柿谷が落ち着いて流し込んで同点になった。

(取材・文 児玉幸洋)
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