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「選手のことをとことん考えて作られたソックス」内田篤人も感嘆…足とスパイクを結ぶ“秘密兵器”

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アディダスの『アルファスキンソックス』を履くDF内田篤人

 アディダスが発表した『ALPHASKIN(アルファスキン)ソックス』は、これまでの常識を覆す画期的なパフォーマンスソックスだ。シューズと足の一体感を極限まで高め、汗をかいてもソックス内の快適さを保つ最先端のテクノロジーを搭載。ロシアで開催されるFIFAワールドカップに出場する日本代表の公式ソックスとして採用され、代表選手は昨年11月の欧州遠征から実際に着用している。従来のサッカーソックスでは味わえなかった履きやすさとフィット感に選手からも驚きの声があがったという『アルファスキンソックス』。その革新性を、8シーズンぶりにJリーグに戻ってきた内田篤人にも体験してもらった。

 内田は2月25日に行われたJ1開幕戦に先発出場し、2853日ぶりとなるJリーグ復帰を果たした。7年半にわたってプレーしたドイツから日本へと舞台を変え、あらためて実感しているのは“サッカーの違い”以上に“ピッチの違い”だ。「日本のピッチは芝生が硬いので、ボールが跳ねる。ドイツのピッチは田んぼっぽいというか、芝生の下の地面が柔らかいので、ボールが勝手に止まってくれるし、そこまで弾まないんです」。ピッチの違いは、選手の身体にも直接的に影響する。ドイツの柔らかいピッチは「臀部や太腿の筋肉も自然とつきやすかった」が、日本の硬いピッチは「膝や腰に負担が来る」。2015年6月に右膝を手術した内田にとっては見過ごせないポイントだ。

愛用する『プレデター』を手にお気に入りのポイントを語る

 アディダスのサッカースパイク『プレデター』を着用する内田はドイツでは取り替え式のスタッドだったが、日本では固定式を使っている。サッカー選手のプレーに直結し、そのパフォーマンスを左右するスパイクは、同時に選手の“足を守る”ギアでもある。ドイツから日本という異なる環境に身を移し、大きな手術を乗り越えてきた内田だからこそ、スパイクにこだわっている部分もあるのではないか。そう聞かれると、照れくさそうに「格好良ければいい」と素っ気なく答えるが、「こういうスパイクが自分に合いそうだなというのは自分の中にある。履いたときに『あ、こういう感覚いいな』って」と直感的、本能的に大事にしている部分はある。『プレデター』で言えば、「ヒールが深くて安定感がある」ところが気に入っているし、「足を守ってくれる」ことも実感している。

これまでにないシューズと足の一体感を生み出す『アルファスキンソックス』

 近年、各メーカーから発売されているスパイクには、足とのフィット感にフォーカスしたものも多く、素足感覚を生み出すためにさまざまな最新機能が施されている。その中でアディダスが着目したのが、足とシューズの間にあるソックスの存在だ。『アルファスキンソックス』は極細繊維「ナノフロント」を生地に採用し、高い摩擦力によりシューズ内でのソックスの滑りやズレを防ぐ。実際に初めて足入れをした内田は「履きやすい!」と第一声。柔らかく、フィット性に優れたナノフロントの素材は「サッカーソックスは履きづらい」という内田の常識を一変させ、『アルファスキンソックス』が備えた各種機能にも興味津々だった。

足底に施されたキャタピラのような「TRAXIONグリップ」がシューズ内のズレを防止

 とりわけ内田が感嘆したのが、足底に施されたアディダス独自の「TRAXION(トラクション)グリップ」だ。キャタピラのような3D構造のグリップが、360度全方向の動きに対応。切り返しやターンなど、細かな動きの中でもしっかりと靴底を捉え、シューズ内の滑りやズレをなくしてくれる。「普通のサッカーソックスにはこういう滑り止めが付いていないから、プレー中にシューズの中で足がズレる。靴の中でズレれば気になるし、もちろんそういうのはないほうがいい」と、選手のパフォーマンスを高めるソックスの登場に驚きを隠さなかった。

靴の中を快適に保つための機能が細部に搭載されている

 細部にこだわった『アルファスキンソックス』は、足の甲に施された3ストライプスにクッション性や通気性に優れた「CLIMACOOL(クライマクール)」を搭載。速やかに汗を吸収・拡散させ、ソックス内を蒸れにくく、かつ快適に保ってくれる。「プレーしていれば靴下の中も汗をかくし、雨の日はぐちゃぐちゃになる」という選手にとってもうれしい限りだ。アキレス腱の部分も汗がたまらないように工夫されているほか、ソックス内の裏地にもナノフロントが施されているため、プレー中にソックスがずり落ちることもない。ゴム素材の場合、皮膚との摩擦が強すぎて靴擦れやマメの原因にもなるが、『アルファスキンソックス』はナノフロントを採用しているため、足に負担のかからないグリップを実現した。

スパイクの機能を最大限に生かすためにも、その下に履くソックスの存在は重要だ

 これまでスパイクのことは気にしても、ソックスを意識したことはあまりなかったかもしれない。サッカー選手にとってスパイクは欠かすことのできない“相棒”だが、「スパイク、スパイクと言っても、その間には必ずソックスを履いてますから」というのは紛れもない事実だ。スパイクは、フィット感や軽量性、ボールタッチなど、さまざまな機能をもって選手のパフォーマンスをサポートしてくれる。その効果を最大限に引き出すためにも、足とスパイクの間にあるソックスの存在は重要だ。「靴下にこれだけの技術が詰め込まれていることが、ただ単純にすごいなと思いますね。選手のことをとことん考えて作られたソックスだと思います」。足下の“世界”を変える『アルファスキンソックス』。プレイヤーであれば、一度試してみて損はない。

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