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浦和、システム変更も奏功せず…宇賀神は代表に切り替え「がむしゃらにやる」

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左サイドバックでフル出場したDF宇賀神友弥

[3.18 J1第4節 浦和0-1横浜FM 埼玉]

 フォーメーション変更も、結果には結びつかなかった。浦和レッズは横浜FM戦で4-1-2-3から4-4-2にシステムを変更。前半は一進一退の展開が続いたが、運動量が落ちた後半は押し込まれ、後半36分に失点。DF宇賀神友弥は「前の選手が頑張ってくれた中で後ろが耐えなきゃいけなかった」と唇を噛んだ。

 新生マリノスのポゼッションを想定したシステム変更だった。宇賀神は「後ろからしっかりつないでくるので、それに対して前からしっかり(プレスを)ハメにいくためにポジションが変わった」と説明。前線からプレスをかけたが、消耗した後半は失速。ハイラインの背後を狙ったパスはオフサイドを取られ、攻守にリズムをつくれなかった。

「フォーメーションどうこうより、ホームで勝ち星を一つ挙げようとみんなが声をかけながらやった。結果が出なかったのが悔しい」。またもホーム初勝利を逃し、無念さをにじませたが、「90分間一人ひとりがハードワークできた試合だった」と、今季、これまでの試合にはなかった手応えがあったことも強調した。

「こういう(チーム)状況の中で行くのは歯がゆい気持ちですけど、僕は代表でしっかりと自信をつけて最高の状態で帰ってきたい」。昨年6月以来、約9か月ぶりに日本代表に招集された宇賀神はベルギー遠征に出発する。ロシアW杯へ、最後のアピールの機会を得た29歳の左サイドバックは代表モードに切り替え、「チャンスはあると思うし、がむしゃらにやるだけ」と闘志を燃やした。

(取材・文 佐藤亜希子)

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