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田中パウロが人生初ハット!!岐阜は終盤PK失点も3-1で愛媛を振り切る

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ハットトリックの活躍を見せた岐阜FW田中パウロ淳一

[3.25 J2第6節 愛媛1-3岐阜 ニンスタ]

 18位FC岐阜が敵地で21位愛媛FCに3-1で勝利した。岐阜はFW田中パウロ淳一がサッカー人生初というハットトリックの活躍。3試合ぶりの白星で13位タイに浮上した。

 最初のゴールが生まれたのは前半14分。左サイドのFW古橋亨梧が中央へ持ち出して右足でロングシュートを放つと、DF林堂眞にブロックされたボールがPA内やや右にいた田中に渡る。フリーで受けた田中は左足のコントロールショットをゴール左隅に突き刺し、先制点を奪った。

 田中は3試合ぶりのゴールで今季2得点目をマーク。だが、この1点で終わりではなかった。1-0で迎えた後半14分、左サイドの古橋が一瞬でギアを上げて林堂を抜き去ると、PA内左から左足で折り返す。再びファーでノーマークとなっていた田中はワントラップから落ち着いて左足で流し込み、リードを2点に広げた。

 さらに後半20分、カウンターから左サイドを抜け出した古橋がフリーでPA内左に進入。中央でプレゼントパスを受けた田中が左足で確実にゴール右へ決め、今季4得点目を挙げた。

 岐阜は3-0の後半35分にGKビクトルがFW上原慎也を倒し、PKを献上する。キッカーのMF近藤貴司に決められて1点を返されるが、試合は3-1で終了のホイッスル。田中は試合後のヒーローインタビュで「(自身の長いサッカー人生でハットトリックは)初めてです」と明かしつつ、「まだまだシーズンは長いので継続できるように頑張りたいです」と、さらなる活躍を見据えている。

 一方、ホームゲームを落とした愛媛は2試合ぶりの黒星。早くも今季5敗目を喫し、自動降格圏内の21位から抜け出せなかった。

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