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守護神・木村が2本止めた!土壇場で追いついた明秀日立、羽黒とのPK戦を制してインハイ初勝利

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PK戦の末に明秀日立が勝利(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.7 総体1回戦 明秀日立高2-2(PK4-2)羽黒高 鈴鹿]

 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」(インターハイ)サッカー競技が7日に開幕し、各地で1回戦が行われた。三重交通Gスポーツの杜鈴鹿(第2グラウンド)の第2試合では、ともに3年ぶり出場の明秀日立高(茨城)と羽黒高(山形)が対戦。2-2で突入したPK戦の末に明秀日立がPK4-2で勝利し、初戦突破を決めた。なお、8日に行われる2回戦は藤枝東高(静岡)と戦う。

 先手を取ったのは羽黒だった。前半14分、右サイドからDF関根啓介(3年)が中央へ入れると、MF本間夏空斗(3年)が右足で合わせて先制点。さらに23分、右サイドで仕掛けたMF吉葉琉紀(3年)のパスを受けたFW山口快(3年)が右足で決め、2-0と突き放した。

 なかなかゴールネットを揺らすことができず、苦しい時間が続いた明秀日立は、終盤になっても諦めずに攻勢に出ると、後半33分に1点を返す。右サイドから途中出場のMF大山晟那(2年)がゴール前に放り込み、FW津村夢人(3年)が頭で合わせて1-2。さらにアディショナルタイム1分、MF川上璃久(3年)の浮き球パスから津村が左足で沈め、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合は70分間で決着がつかず、2-2のままPK戦に突入。先攻の明秀日立が4人全員成功し、GK木村謙一(3年)が羽黒の1人目、4人目のシュートを止めてPK4-2で勝利。明秀日立が3回目のインターハイ出場で待望の初勝利を飾った。


●【特設】高校総体2018

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