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1週間で3試合先発の17歳…横浜FM久保建英がコンディション不良を吐露

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コンディション不良を明かした横浜F・マリノスFW久保建英

[8.29 J1第18節延期分 横浜FM1-2清水 日産ス]

 3日前に行われたJ1第24節ヴィッセル神戸戦でJ1初ゴールを記録した横浜F・マリノスFW久保建英はこの日も先発出場。後半11分に途中交代となった試合後、「頭で考えているよりも、身体が思うようにいかない」とコンディション不良を明かした。

 今月16日、FC東京からの期限付き移籍でやってきた久保は22日、天皇杯4回戦のベガルタ仙台戦で先発デビューを飾ると、加入後初アシストを記録。同25日のJ1第24節神戸戦でも先発出場を果たし、見事なハーフボレーで歴代年少2位記録となる初ゴールを決めていた。

 この日は1週間で3回目となるスタメン出場。3-3-3-1のようなポジションを取る布陣のトップ下でプレーすると、FWウーゴ・ヴィエイラとのコンビで立て続けにチャンスをつくったが、徐々に足が止まる場面が目立ち、FW仲川輝人との交代でピッチを退いた。

「スリッピーなピッチでミスが多かった」と振り返った久保だが、自身のコンディションに関する発言が相次いだ。「神戸戦よりは良くなったけど、思いどおりにいかない部分がある。疲れもあるのかもしれないけど、そこは身体しか分からない」。

 FC東京では今季のJ1リーグ戦で4試合に出場し、最大20分間のプレーにとどまっているうえ、FC東京U-23として参加しているJ3リーグでも7月21日にフル出場したのが最後のプレー。J1残留への立役者として新天地に呼ばれた17歳だが、コンディション面での適応に苦しんでいるようだ。

「だんだん良くなってきているけど、今までトラップミスとかなかったのに多くて、持ち味を出せてないのが現状。違った形で出していければ良い」。次節の柏戦が終わればJ1リーグが中断期間に入るが、久保はU-19日本代表のメキシコ遠征に合流。クラブ、協会の起用法に配慮が必要な場面も出てきそうだ。

(取材・文 竹内達也)
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