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貧困生活からブラジル代表へ…デビュー戦で2ゴールのリシャルリソン「諦める準備はあった」

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ブラジル代表デビューを飾ったFWリシャルリソン

 エバートンに所属するFWリシャルリソンがセレソンデビューを果たし、喜びを語っている。『AS』が報じた。

 ブラジル代表は12日、アメリカでエルサルバドルと対戦。デビュー戦をスタメンで飾ったリシャルリソンは2ゴールを挙げて5-0の快勝に貢献した。そして試合後には「僕を断ってきたクラブを数えるのは両手の指でも十分じゃない」と苦難の道があったことを明かす。

「フットボールを諦める準備はあった。でも顔を上げて、ラストトライアルのために少しのお金だけを持ち、ベロオリゾンテへ行ったんだ。うまくいかなければ、エスピリトサントに帰るお金はなかったよ。600キロも離れているからね」

「その朝にすべてをかけ、パスでいた。諦めていたら、今日のようなことはなかっただろうね」

 続けて、厳しい日々が今の自分を作り上げているとも語る。

「おじの家に住まなければならなかった。バスで練習に行くお金はなかったからね。よく道端でアイスを売っていたよ。親を助けるためにね。目標に達するために耐え、信じることを学ぶことができた」

 貧困に耐えながら、ブラジル代表にまで上り詰めたリシャルリソン。今後の活躍にも注目が集まる。

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