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「ターニングポイントを2つ作ってしまった」横浜FM飯倉、痛恨ミスから失点も…

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横浜F・マリノスGK飯倉大樹

[10.14 ルヴァン杯準決勝第2戦 横浜FM2-2鹿島 ニッパツ]

 良い流れを断ち切るような痛恨のミスとなってしまった。しかし、横浜F・マリノスGK飯倉大樹は「正直、あれは俺の単純なミスだから、そこまで引っ張ることはなかった」とすぐさま前を向き、第1戦のリードを守り抜いて17年ぶりの決勝進出に貢献した。

 痛恨のシーンは、2点をリードして迎えた後半17分だった。PA内でボールを受けた飯倉は「その前に2回くらいつなげていたので、うまくやろうとしてしまった」とPA外のMF天野純へとパスをつなげようとする。しかし、ボールは天野に届く前にMF土居聖真にカットされ、そのままゴールネットを揺らされてしまった。

「ミスして流れが変わったのは俺の責任。でも、俺たちの目標は勝って次のステージに行くことだった。あのプレーは誤算だったけど、目標は変わらなかったから、そういう意味では強くメンタルを持てた」

 しかし、その後は鹿島の時間帯となり、後半25分にはMF安西幸輝のクロスからFWセルジーニョに同点となるヘディングシュートを叩き込まれてしまう。第1戦を2-1で勝利していたため、2試合合計では1点のリードこそ保っていたが、あと1点奪われれば、アウェーゴールの差で鹿島に逆転での決勝進出を許してしまう状況。だが、ここで横浜FM、そして飯倉が踏ん張り、押し込まれる時間帯が続きながらも2-2のまま試合終了のホイッスルを聞き、決勝進出を決めた。

 確かに飯倉のミスから流れは悪くなったかもしれない。しかし、この試合の立ち上がりに良い流れを持ってきたのも飯倉だった。前半10分の鹿島に最初に訪れた決定機。FW金森健志のパスからPA内に侵入した安西のシュートを、距離を詰めた飯倉がブロックして先制点を許さなかった。すると、前半20分にFWウーゴ・ヴィエイラ、同34分に仲川輝人がゴールを陥れ、2点のリードを奪っていた。

「自分でターニングポイントを2つ作ってしまった」と苦笑した守護神は、「何より決勝に行けたことが良かった。ホッとしていますよ」と安堵の表情を浮かべた。

(取材・文 折戸岳彦)
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