beacon

レスターが強行日程…オーナーの葬儀参列のため試合後すぐにタイへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

レスター・シティの選手たちがタイへ

 3日に行われたプレミアリーグ第11節カーディフ戦の試合終了後、レスター・シティの選手たちがビチャイ・スリバッダナプラバ氏の葬儀参列のためタイへ出発した。英『BBC』などが報じている。

 10月27日、レスターの本拠地キングパワー・スタジアムで行われた第10節ウエスト・ハム戦の試合終了後に事故が発生。スリバッダナプラバ会長らを乗せたヘリコプターがスタジアム外の駐車場に墜落し、搭乗者5人全員の死亡が確認された。

 今回の大惨事により、10月30日のカラバオ杯サウサンプトンを延期。3日のカーディフ戦は予定通り行われ、MFデマライ・グレイの決勝点により1-0で勝った。試合終了後には、アウェーに駆けつけたサポーターとともに勝利を喜んだ。

 報道によると、レスターの選手たちはカーディフ戦後にそのまま空港に向かった模様。10日にホームでバーンリー戦を控えているが、3日からバンコクの寺院で行われているスリバッダナプラバ氏の葬儀に参列するようだ。

 レスターのエース、FWジェイミー・バーディーはカーディフ戦の前に「彼はただの会長ではなく、家族の一員だった。誰に対しても彼は平等に時間を作り、どの写真を見てもわかるように笑顔を絶やさなかった。これらのことは今後も忘れられることなく、心の中に刻まれ続けるだろう。出会った最初の日から彼はフレンドリーだった。彼はチームの一員で、常にここにいて、僕たちを励ましてくれた。それに選手たちとの関りを大切にした。称賛されるべき人間だ」と、亡き会長への思いを語っていた。

●プレミアリーグ2018-19特集

TOP