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3連勝で決勝に弾み、先制点の鹿島FW金森「すごく一体感がある」

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強烈な左足で開始6分に先制点を挙げた金森健志

[11.6 J1第32節 柏2-3鹿島 三協F柏]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第1戦から中2日、アウェーでの第2戦まで中3日というスケジュールで柏戦を迎えた鹿島アントラーズは、決勝第1戦からスタメンを総入れ替えして臨んだ。GK曽ヶ端準とMF小笠原満男の39歳コンビ、MF遠藤康とMF永木亮太の30歳コンビは揃ってフル出場。20代前半で出場歴が浅い選手たちを引っ張った。

 小笠原はCKからDF町田浩樹のチーム2点目をアシスト。そして、MF山口一真の決勝点は遠藤のシュート跳ね返りを押し込んだゴールで、得点に絡む活躍も見せた。「受けずにアグレッシブにやろうというのを、小笠原であったり、曽ヶ端、遠藤、永木がそういうプレーを表現しようと若手を引っ張ってくれる。非常に頼りになるベテランたち」と大岩剛監督はチームを牽引した4選手を称えていた。

 ベテランに支えられた若手はゴールという結果で応えた。先制点を挙げたFW金森健志は「チームの雰囲気もすごく上がってきている」と勝利に手応え。しかし、個人としては手放しに喜べない部分はある。ゴールは、第28節・神戸戦(○5-0)以来2点目。「まだまだ取らないといけないですし、満足してないです」と引き締める。

 チームは公式戦3連勝でペルセポリスとの決戦の地、イランのアザディスタジアムへと向かう。「試合終わった後に『ACL行くぞ』というかけ声もありましたし、すごく一体感がある」と金森。「アジアのチャンピオンのタイトルはまだ獲ったことがないので、初めてのチャンピオンに」。多くのタイトルを持つ鹿島にとっても悲願である、ACL制覇を懸けた戦いは10日24時(日本時間)に始まる。

(取材・文 奥山典幸)

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