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新潟レンタル中のFC東京MF梶山が現役引退…味スタ“多摩川クラシコ”の終了後にセレモニー実施へ

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MF梶山陽平が今季限りで現役引退

 FC東京は14日、アルビレックス新潟に期限付き移籍しているMF梶山陽平(33)が2018年シーズンをもって現役を引退することを発表した。24日に味の素スタジアムで開催されるJ1第33節・川崎F戦の試合終了後、引退セレモニーを実施する予定だという。

 梶山はFC東京の下部組織で育ち、2003年から2種登録選手としてトップチームに帯同。2004年にトップ昇格し、同年にJリーグ優秀新人賞を受賞したほか、同年のナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝、2011年の天皇杯優勝などに貢献した。

 2013年にギリシャのパナシナイコスに期限付き移籍し、同年8月には大分へレンタル。2014年にFC東京へ復帰したが、今年7月に出場機会を求めて新潟へ期限付き移籍していた。今季J2リーグ戦ではここまで3試合に出場している。過去に年代別の日本代表も経験し、2008年の北京オリンピックでは10番を背負って全3試合に出場した。

 梶山はFC東京のクラブ公式サイトを通じ、「11歳の時にサッカースクールに入会し人生の三分の二である22年間をFC東京でサッカーをすることが出来て、とても幸せでした。良い時も悪い時も、ファン・サポーターのみなさんと共に歩むことができ、いつも変わらず応援していただきました。本当にありがとうございました」と感謝を語っている。

 続けて「唯一、FC東京での心残りはJ1リーグで優勝出来なかったことです。ただ近い将来、ファン・サポーターのみなさんと共に必ず優勝できると確信しています。これからもFC東京を応援していただき、共に戦ってください」と呼びかけた。

 また、新潟に対しても「今年の夏にアルビレックス新潟に加入し、多くのファン・サポーターの方に声をかけていただき、監督以下選手・スタッフも温かく迎えてくれました。少しでもチームの力になりたかったのですが、怪我をして何もできず、残念であり大変申し訳なく思っています。 ただ、ここで出会った仲間やファン・サポーターは私の宝物です。来シーズンは必ずJ1に昇格できると信じています。 これからもずっと応援しています。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べている。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF梶山陽平
(かじやま・ようへい)
■生年月日
1985年9月24日(33歳)
■身長/体重
180cm/73kg
■出身地
東京都
■経歴
FC東京U-15-FC東京U-18-FC東京-パナシナイコス(ギリシャ)-FC東京-大分-FC東京-新潟
■代表歴
2002年:U-17日本代表
2003年:U-18日本代表、U-20日本代表
2005年:U-20日本代表(FIFAワールドユース2005オランダ大会 出場)
2007年:U-22日本代表
2008年:U-23日本代表(北京オリンピック 出場)
■出場歴
J1リーグ:267試合16得点
J2リーグ:37試合6得点
J3リーグ:13試合
カップ戦:54試合7得点
天皇杯:28試合4得点
ACL:4試合1得点
ギリシャスーパーリーグ:8試合

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