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[MOM2712]龍谷MF寺坂洸希 (3年)_「ピッチでやってくれ!」盟友の思いも背負った2ゴール

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龍谷高MF寺坂洸希(3年)は2ゴールで優勝に導いた

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.17 選手権佐賀県予選決勝 佐賀東高1-3龍谷高 ベアスタ]

「前半うまくいかず、シュートが少なかったので、後半はシュートを意識していました」。貴重な先制点でチームに勇気を与えた龍谷高MF寺坂洸希(3年)はこう振り返った。

 登録はMFだが、実際は2トップの一角でプレーする。持ち味はスピードを生かしたドリブル突破からのシュート。利き足は右だが、実は左右を気にせずシュートが打つことができ、先制点の中央右寄りからのシュートは「得意なコース」だと振り返った。

 選手権本大会への出場は自らの目標でもあったが、今回はそれだけではない思いがあった。準々決勝の唐津工戦の前日にチームのエースであるFW竹島海太(3年)が右足を骨折してしまい、県大会に出場できなくなった。

 寺坂と竹島は小学校の頃に知り合い、中学からチームメートとなり、龍谷では2トップを組んでいた。幸い、竹島のケガは全国大会には間に合うという。もう一度、竹島と2トップを組むためには勝ち進んで佐賀県代表の座を手にするしかなかった。

 その思いを胸に唐津工戦ではハットトリックを達成。この日迎えた決勝戦の前には竹島から「ピッチでやってくれ!」と声をかけられた。その言葉に押されるかのように先制点を挙げ、さらに勝利を決定づけるチームの3点目を挙げる活躍。「竹島の思いも背負ってプレーし結果を出せてよかった」。そう言って笑顔を見せた寺坂は選手権の目標を「全国制覇です」と力強く言い切った。

 盟友・竹島と全国の舞台で再び2トップを組み、初出場ながら龍谷旋風を巻き起こすつもりだ。

(取材・文 荒木英喜)
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