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山形で手にした自信を胸に…浦和MF汰木康也「ガンガンチャレンジしたい」

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浦和レッズMF汰木康也

 プロ生活をスタートさせた場所。そこで過ごした5年間で確かな成長を遂げたMF汰木康也は、山形から浦和レッズへと完全移籍を果たした。

「守備なんかしなくても、攻撃で違いを出せばいい」――。過去にはそう思っていた時期もあったようだが、山形での5年間で意識は変わった。石崎信弘監督から3年、木山隆之監督から2年指導を受け、「守備の大切さやハードワークの大切さを学んだ」という。そして、昨季には「守備をやりつつ、自分の良さが消えないように。それがイメージどおりに出せた実感がある」と自信を手に入れた。

「山形では本当にいろいろ、たくさんのことを学んだ。守備はまだまだ真摯に取り組まないといけない。でも、攻撃ではJ1で浦和レッズというクラブだけど、誰にも負けないと思っている。攻撃も守備も一流になれるように頑張っていきたい」

 自身の特長を「ドリブル」と語る男が新シーズン着ける背番号は24。MF原口元気(現ハノーファー)やMF関根貴大(現シントトロイデン)が着けていた番号であり、「ドリブラーのイメージがある番号」と印象を語った。

「(2人は)この番号を着けてステップアップしたイメージがある。原口選手も関根選手もドリブラーで本当に愛されていると感じた。自分も愛される選手になれるようにガンガンチャレンジしたい」。原口や関根のように自慢のドリブルで埼玉スタジアムを沸かすためにも、まずは自らの力をチーム内で証明していく。

(取材・文 折戸岳彦)

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