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[プレミアリーグEAST]ラストワンプレーで市立船橋撃破!! 磐田U-18が「本当に良いスタート」

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劇的勝利で白星発進のジュビロ磐田U-18

[4.6 高円宮杯プレミアリーグEAST第1節 市立船橋 1-2 磐田U-18 AGFフィールド]

 高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは6日、AGFフィールドで、第1節1日目を行った。第1試合では昨季6位の市立船橋高と昨季8位のジュビロ磐田U-18が対戦。前半26分に磐田U-18が先制した試合は、後半7分に市立船橋が同点に追い付くも、同アディショナルタイムにFW野中悠翔(2年)が劇的な決勝ゴールを奪い、磐田U-18が2-1の勝利を収めた。

「前半はある程度、狙い通りの入りができた」。磐田U-18の世登泰二監督が振り返ったように、鋭い出足の守備で市立船橋に攻撃の形を作らせず。中盤での争いで後手を踏んだ市立船橋が最前線のFW伊藤涼也(3年)を目掛けて送ったロングボールも、DF米田心(3年)とDF長谷川夢作(3年)の2CBがきっちりとはね返し、セカンドボール争いを制すと、MF清田奈央弥(3年)が左右に蹴り分けて攻撃のリズムを生み出した。すると前半26分、右サイドで得たFKを清田がゴール前に蹴り込むとFW馬場惇也(2年)が右足ヒールで合わせたボールが、そのままネットを揺らして先制に成功する。

「早い時間帯から、攻撃のときは自分たちのボールを動かしやすい立ち位置に変化させて、そこがうまくハマり、ボールを思い描いているように動かせるシーンもあった」前半となったが、「相手は間違いなく前から来る」という後半に入ると市立船橋の反撃に遭う。後半7分にMF鈴木唯人(3年)のCKをDF石田侑資(2年)にドンピシャのヘディングで叩き込まれて同点に追い付かれると、その後も「時間の経過とともにフィジカル的なタフさがウチよりもある」という市立船橋にセカンドボールを拾われ、押し込まれる時間帯が続いた。

 後半28分にはDF植松健斗(3年)のパスを受けた鈴木に鋭い突破からPA内への侵入を許すが、決定的とも思えるシュートを距離を詰めたGK杉本光希(3年)がストップするなど、勝ち越しゴールを許さず。すると、1-1のまま迎えた終盤に磐田U-18ベンチが動き、同40分にMF宮下岬(3年)に代えて野中、同41分にMF水島悠貴(3年)に代えてFW池端今汰(2年)を立て続けに投入。「足がつりかけて疲れていることもあって、前の選手を2枚替えたけど、メッセージとしては前がかりで失点して、最悪勝ち点を拾えないことだけは避けたかった。まずは守備をしっかりやろうと指示した」と世登監督が振り返ったように、1-1のまま試合を終わらせて勝ち点1を確保することも頭をよぎった。

 しかし、終盤に投入された2選手が大仕事をやってのける。後半アディショナルタイム。渡邊のパスから右サイドを抜け出した池端がグラウンダーのクロスを送ると、野中が左足のシュートでゴールを陥れて勝ち越しに成功する。この直後に試合終了のホイッスルが吹かれたように、まさにラストワンプレーで生まれた決勝点となった。「最後にラッキーな形でゲームを動かせて勝ち点3を取れたのは、ものすごく大きなスタートとなった。勢いがつくゴールとなったし、本当に良いスタートを切れた」と劇的なゴールで勝ち点3を手にした指揮官は白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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