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倉田が一発退場も耐えたG大阪、清水は数的優位をいかせずドロー決着

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古巣のゴールネットを揺らしたDF三浦弦太

[4.10 ルヴァン杯第3節 清水 1-1 G大阪 アイスタ]

 ルヴァン杯は10日、グループリーグ第3節を各地で行った。IAIスタジアム日本平ではD組の清水エスパルスガンバ大阪が対戦し、1-1で引き分けた。第4節は24日に行われ、清水は松本と、G大阪は磐田とそれぞれホームで戦う。

 未だリーグ戦で勝利がなく、ルヴァン杯2連勝で弾みをつけたい清水。6日のFC東京戦(1-2)からMF石毛秀樹とFW北川航也を除く9人を入れ替え、FW滝裕太やMF高橋大悟を起用した。対するG大阪もリーグ戦2連敗を喫し、このルヴァン杯で流れを変えたいところ。6日の広島(0-3)から6人を入れ替え、MF今野泰幸やMF藤本淳吾、FW渡邉千真らが先発に名を連ねた。

 D組は2試合を終えて全チームが1勝1敗。勝って一つ抜けるチームはどこか注目が集まる中、G大阪が早々に先制に成功する。前半5分、右CKから藤本が左足で高い弾道のクロスを入れると、キャプテンマークを巻いたDF三浦弦太がヘディングシュート。これがゴール左に吸い込まれ、清水でプロ生活をスタートさせた2人で古巣のゴールネットを揺らしてみせた。

 1点ビハインドの清水は前半17分、立て続けにシュートを放つと、ライン上で高橋のヘディングシュートをMF倉田秋が手で止めてしまい、PKを獲得。倉田は一発退場となった。キッカーは北川。落ち着いて右足でゴール左隅に蹴り込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 数的不利となったG大阪は、交代選手を使わず、渡邉が1トップ、FWアデミウソンが中盤の左に入った。だが、1人多い清水がボールを支配すると、前半42分には、左サイドのDF水谷拓磨のクロスをPA内で北川が受け、後方に落としたボールをMF河井陽介が右足シュート。決定的なシーンだったが、わずかに枠を外れ、逆転とはならなかった。

 数的優位に立ちながらも、追加点を挙げられない清水は後半14分に2枚替え。北川と高橋を下げ、FW鄭大世とMF楠神順平を投入。17分に華麗な切り返しから滝、21分にはMF石毛秀樹が威力のあるシュートを放つなど、積極的な姿勢が目立つ。

 G大阪は後半27分に藤本を下げてMF田中達也、35分には渡邉を下げて、18歳のFW中村敬斗をピッチに送り込んだ。40分、右CKから頭で中央に落としたボールを三浦が左足で狙う。しかし、わずかに枠を外れ、勝ち越しのチャンスを逃した。それでも、1人少ない中、清水の猛攻を耐え凌いで1-1で勝ち点1を獲得した。

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