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「突っ込むだけだった」起用に応えた京都FW大野耀平、口火ヘッドで“節目弾”

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先制ゴールを挙げたFW大野耀平

[5.5 J2第12節 横浜FC 1-3 京都 ニッパツ]

 今季初のスタメン起用に応え、いきなり結果を残した。今シーズン最多となる3得点で白星を飾った京都サンガF.C.。FW大野耀平は4-1-2-3の最前線に入ると、口火を切る先制ゴールを陥れた。

 前半12分、右後方のDF石櫃洋祐から絶妙なアーリークロスが入り、迷わず飛び込んだ。「イシさんがめちゃくちゃいいボールを上げてくれたので、突っ込んむだけだった」。ダイビングヘッドでコースを変え、鮮やかにゴールネットを揺らした。

 幸先良く先制に成功したが、チームは前半アディショナルタイムに失点。それでも後半2分のゴールで勝ち越し、後半15分にとどめの3点目。試合が決まると、後半23分にDF田中マルクス闘莉王と笑顔で交代し、ベンチに下がった。

「今季はメンバーに入れなかったこともありましたが、そういう中でメンバー外の選手も意識高くやってきた。出られなかった人のためにも今日は絶対に取りたかった。調子も悪くなかったので、怠らないで準備をしてきて良かったです」

 シーズン序盤はベンチ外が続き、試合出場は第8節栃木戦の8分間のみ。出場機会は限られていたが、与えられたチャンスで今季初ゴールをマーク。「これで浮つくことなく、しっかり気を引き締め直して、チーム全員でひとつずつ勝っていきたい」。飛躍を誓う3年目のシーズン。新元号を迎えた節目にチームの“令和1号”で名を刻み、ここからギアを上げていく。

(取材・文 佐藤亜希子)
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