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プロ初弾は“訂正”も、鹿島DF小池が堂々初先発「いつかチャンスをもらった時…」

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勝ち越しゴールにつながるミドルシュートを放った鹿島アントラーズDF小池裕太

[6.30 J1第17節 鹿島2-2広島 カシマ]

 シントトロイデンから期限付き移籍中の鹿島アントラーズDF小池裕太(22)がJ1第17節の広島戦、待望のプロ入り初先発を果たした。守備では鋭い出足で相手のパスワークを寸断し、後半には一時勝ち越しにつながる左足ミドルシュートを披露。堂々たるパフォーマンスで今後のレギュラー争いに期待を感じさせた。

 新潟U-18、流通経済大出身の小池は大学2年次の2016年、特別指定選手として鹿島のトップチームに登録され、ナビスコ杯1試合に出場した過去を持つ。しかし、大学との両立ができずに登録を取り下げられると、在学中のリーグ戦出場は断念。その後、4年次の昨夏からシントトロイデンに加入し、今季初めにレンタルという形で鹿島復帰を果たした。

 DF山本脩斗やDF内田篤人ら主力サイドバックに負傷者が相次ぐ今季の鹿島。しかし、なかなか小池に出番は訪れなかった。それでも「試合に出られない期間はあったけど、いつかチャンスをもらった時に絶対にやったやろうという気持ちはあった。ネガティブにならないで毎日ポジティブに取り組めていた」と虎視眈々と機会はうかがっていたという。

 リーグ戦デビューは前節のC大阪戦(○2-0)。後半32分から左サイドハーフの位置でピッチに立ち、及第点のプレーを見せた。するとそれからACL2試合を挟んだこの日、ついにスターティングメンバーに登場。それも「自分の本職」という左サイドバックのポジションを任された。

 対戦相手は3-4-2-1の布陣でサイドに広くポジションを取る広島ということで「今日は守備の面を取り組もうと思って入った」という小池。その中でかつて大学選抜でも共にプレーした経験を持つサイドハーフのMF山口一真と連係を取り、「相手のウイングバックを意識」することでアグレッシブな守備対応を続けていた。

 また、終盤には勝ち越し点につながる結果まで残した。後半29分、MF遠藤康のFKが相手にクリアされると、こぼれ球に合わせて左足を一閃。鋭く飛んだボールはDF町田浩樹に当たり、軌道が変わっても勢いを失わぬままネットに突き刺さった。

 スタジアム内では得点者として小池の名がコールされ、これがプロ入り初ゴールかと思われたが、試合後にマッチコミッショナーの判断で町田のゴールに訂正。試合後の囲み取材で「個人的に結果を残せてうれしい」と喜んでいた小池には、アシストがつくにとどまった。

 しかし、同点に追いつかれたことで「勝利につなげたかった」という悔しさをあらわにした背番号26には、次なるチャンスも訪れるはずだ。左利きのSBという個性は自らも「貴重」と認めるところ。さらなる飛躍に向けて「今日は守備では良いプレーもあったが、もっともっと攻撃でも起点になって、アシストなどしていきたい」と先を見据えた。

(取材・文 竹内達也)
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