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ルーキー草野がまたも劇勝呼ぶ2発!! 横浜FCは18試合不敗で暫定2位に浮上、金沢は3連敗

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横浜FCが競り勝った

[10.15 J2第36節 横浜FC3-2金沢 ニッパツ]

 J2リーグは15日、台風19号の影響で3日遅れで第36節を行い、横浜FCはホームでツエーゲン金沢と対戦し、3-2で勝利した。途中出場のFW草野侑己が終盤2ゴールと躍動。横浜FCは不敗記録を「18」に伸ばし、勝ち点「64」で暫定2位に浮上した。

 ホームの横浜FCは6日に行われた柏戦(○1-0)から1人を変更。MF齋藤功佑が8試合ぶりに先発し、FW三浦知良は2試合連続でベンチ入りした。対する金沢は甲府戦(●2-3)から3人を入れ替え、ルーキーDF石尾崚雅が11試合ぶり、MF梅鉢貴秀が8試合ぶりにスタメンに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 横浜FCがセットプレーで均衡を破った。前半22分、PA右手前からのFKをMFレアンドロ・ドミンゲスが右足で蹴り込むと、壁に当たってコースが変わったボールにFWイバが反応。頭で触ったボールが左ポストに当たってゴールマウスに吸い込まれ、今季18点目をマークした。

 1-0とスコアを動かした横浜FCはレアンドロ・ドミンゲスのCKから立て続けにチャンスを創出する。前半26分にはMF松尾佑介がカットインから鋭い右足ミドルを打ったが、GK白井裕人が横っ飛びでセーブした。

 前半29分、金沢はMF藤村慶太の絶妙なスルーパスで裏に抜け出したFWクルーニーが左足でシュートを狙ったが、わずかにゴール右へ。横浜FCも前半32分、MF中山克広がDF北爪健吾とワンツーの形で抜け出し、シュートに持ち込んだが、これも白井が防いだ。

 金沢もワンチャンスを生かし、前半のうちに試合を振り出しに戻した。左後方からのFKを獲得すると、前半39分、キッカーの藤村が左に展開。DF沼田圭悟が深い位置からクロスを入れ、ニアサイドに飛び込んだDF山本義道がヘディングシュートでネットを揺らした。

 1-1で前半を折り返すと、後半立ち上がりに金沢が先制点と同じ形から逆転ゴールを陥れる。後半2分、左後方のFKでキッカーの藤村が左に展開すると、沼田が左足でDFラインとGKの間にクロスを配給。FWクルーニーがバウンドしたボールを押し込み、2-1と逆転に成功した。

 互いに交代カードを切り、横浜FCは後半15分、松尾を下げてFW斉藤光毅を投入。金沢も後半16分、クルーニーを下げてFW垣田裕暉をピッチに送り込んだ。横浜FCは後半20分に決定機を迎え、PA内左で仕掛けた斉藤光が落とし、齋藤功がミドルシュート。GK白井が弾き出すと、この跳ね返りにレアンドロ・ドミンゲスが詰めたが、GK白井が再びストップした。

 横浜FCは後半24分、中山を下げてFW草野侑己を投入。この交代策が当たり、前節決勝ゴールを挙げたルーキーが躍動した。後半36分、斉藤光が左サイドからクロスを入れ、レアンドロ・ドミンゲスがシュート。これはGK白井が防いだが、跳ね返りを草野が押し込み、2-2に追いついた。

 迎えた後半アディショナルタイムにも見せ場が待っていた。後半アディショナルタイム3分、草野がエリア内で倒され、PKのチャンスを獲得。自らキッカーを務めると、GKの動きをよく見て右足でゴール右隅に沈め、土壇場で試合をひっくり返した。横浜FCは草野の終盤2発で3-2の劇勝を飾った。

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