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対峙した仲川弾に唸る湘南MF鈴木冬一「あのテンポ、あの一瞬」

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サイドでマッチアップしたMF鈴木冬一とFW仲川輝人

[10.19 J1第29節 横浜FM3-1湘南 ニッパツ]

 浮嶋敏監督の初陣となった湘南ベルマーレは、横浜FM対策として4-4-2の布陣を採用した。左サイドバックで先発したMF鈴木冬一はJ1日本人最多得点の快速ウインガーFW仲川輝人と対峙し、激しいマッチアップを繰り広げた。

 ゴール前で体を張り、立ち上がりの窮地を凌いだ。前半2分、エリア内でクロスを受けた仲川がワンタッチでマークを外し、ゴール左隅を狙った左足シュート。決定的な場面だったが、カバーに入った鈴木がクリア。ゴールライン際でコースに入り、頭で跳ね返した。

「あそこで失点したら前の2試合のようにサポーターも下を向いてしまうと思うので、守れてよかったですが、前半はゼロで抑えたかった」

 チョウ・キジェ前監督のパワハラ問題に揺れる中、ピッチ外の喧騒も影響したか、チームは9月29日の清水戦で6失点、今月6日の川崎F戦で5失点。いずれも早い時間帯に先制点を与えると、前半のうちに4失点と守備が崩壊。立ち上がりのクリアは意味が大きく、チームメイトも「立ち上がりに冬一がピンチを凌いでくれた」と感謝した。

 後ろに重くなりながらも0-0で耐えたが、前半40分に先制点を献上。対峙した仲川に鋭い切り返しでかわされると、素早いモーションから技ありのコントロールショットを決められ、「あのテンポで打てるのはうまい」と唸った。

「右から上がってくる選手が見えて、少し左に傾いたときにうまく切り返された。もうワンテンポ遅かったら。仲川選手はあの一瞬のチャンスを逃さなかった」。失点シーン以外は粘り強い対人守備で食らいついたが、「一点を防げるような選手になりたい」と力を込めた。

 チームは後半にセットプレーから2失点したが、最後まで粘り強く戦い、後半アディショナルタイムに一点を返す意地も見せた。ルーキーという立場でチームを勢い付けてきた激動のシーズンも残すは5試合。「今日の試合を通じて確実に良くなっている。あの一点は次の試合にも生かされると思う」と浮上の糸口をつかんだ。

(取材・文 佐藤亜希子)
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