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[関東]“今季ワーストゲーム”も勝ち切った桐蔭横浜大がインカレ初出場を決める

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桐蔭横浜大が念願のインカレ出場権を獲得した

[10.26 関東大学L1部第18節 桐蔭横浜大3-2東洋大 BMWスタジアム平塚]

 桐蔭横浜大東洋大に3-2で競り勝ち、初のインカレ出場圏内を確定させた。

「ゲームの質的には今季ワースト」。厳しい評価を下した安武亨監督だが、「今までだったら0-1のまま負けちゃっていたと思うが、そこをしっかりと勝ち切ったことは良かった」とイレブンの成長に目を細めた。

 最下位と厳しい戦いを強いられているチームを相手にまさかの苦戦を強いられた。指揮官が「凄く緩い試合になった」と評したように前半をスコアレスで折り返すと、後半キックオフ直後のプレーで失点。追いかける展開になってしまう。

 後半17分にMFイサカ・ゼイン(4年=桐光学園高/川崎F内定)のラストパスからFW滝沢昂司(4年=桐生一高)が何なく流し込んで同点とし、同26分にはMF橘田健人(3年=神村学園高)が倒されてPKを獲得。これをイサカが決めて試合をひっくり返したが、同40分にMF松崎快(4年=大宮ユース)に左足で豪快に蹴り込まれ、再び同点とされる。

 しかし今年の桐蔭横浜大が見せる違いはここからだ。失点を引きずることなく攻めに転じたイレブンは後半42分、イサカのクロスを途中出場のMF篠原友哉(2年=関東一高)が左足で合わせて流し込む。難しいゲームでもしっかりと勝ち点3をもぎ取る。今季の勢いとともに、チームとしての成長を見せつけた一戦になった。

 1部リーグ7年目で掴んだ初のインカレ出場権。しかし3年前に創設された新人戦で連覇を飾るなど、着実に力をつけてきていた。新人戦決勝はインカレの決勝の前座として行われており、安武監督も「1試合目、2試合目の両方のベンチにいたい」と想いを巡らせる。ただチャレンジャーとしての気持ちは忘れない。「もちろん日本一を目標にしているが、いつもと変わらず一試合一試合戦えば結果はついてくるのかなと思います」。桐蔭ブルーが冬の舞台を熱くする。

(取材・文 児玉幸洋)
●第93回関東大学L特集

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