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「めざすは5試合で30ゴール」決して夢物語ではないブラサカ女子日本代表・菊島の脅威の決定力

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菊島宙の迫力あるシュートシーン

[11.17 ブラインドサッカー東日本リーグ第6節 埼玉T.Wings 7-0 ファンタス千葉SSC 松戸ウォーリアーズ](東京・福生市営福生野球場)

 ブラインドサッカー東日本リーグが行われ、埼玉T.Wingsがファンタス千葉SSC 松戸ウォーリアーズに7-0で快勝した。女子日本代表のFP菊島宙が6点中5点をあげる大活躍。今季はすでに4試合で24得点を奪い、得点王をほぼ手中にするなど、成長曲線はとどまるところを知らない。菊島が明かす。

「それでも今日は思ったようなプレーができなかった。体幹のトレーニングで簡単に倒れなくなりましたし、体の入れ方がよくなったとも言われます」

 週に1度、所沢市内のジム、「トータルフィットネスクラブわらわら」で体幹のトレーニングを続けている。「地味なトレーニングはそれほど好きではない」と菊島は言うが、続けてきたことで男子の当たりにも耐えられるようになってきた。この日は日本代表として10月のアジア選手権(タイ)でも活躍した佐々木康裕が執拗に体を当ててきたが、バランスを大きく崩すことはなく、むしろ先に体を入れて支配する場面も。相手が捨て身で倒そうとしてきても、以前は倒れていた場面で今は菊島が倒れずにボールをそのままキープできるため、相手DFの数が減り、おのずとシュートチャンスが増えている。菊島の父で監督の充さんは、娘に対しこんなゲキを飛ばしていた。

「常に目標は上へ、上へ、ですから。アクサブレイブカップでは6試合で29点だったので、このリーグ戦は5試合で30点ぐらい目指したら?とは言いました。いいペースで来てますね」

 12月1日、文京区小石川公園で行われる最終節で、埼玉T.Wingsはリーグ戦優勝をかけてfree bird mejirodai と戦う。7月のアクサブレイブカップ決勝の再現だ。優勝の行方もさることながら、6点取れば到達する「親子の約束」が守られるかも注目だ。

菊島宙(中央)は男子選手に交じるとこんなに小さい


(取材・文 林健太郎)

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