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Jリーグ勢ACL3連覇ならず…浦和、ホームで逆転優勝狙うも“2連敗”で終戦

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逆転優勝を狙った浦和レッズだったが、ホームで0-2の完封負け

[11.24 ACL決勝第2戦 浦和0-2アルヒラル 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は24日、決勝第2戦を開催し、浦和レッズアルヒラル(サウジアラビア)をホーム・埼玉スタジアムに迎えた。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半29分にMFサレム・アルドサリに先制点を奪われると、同アディショナルタイムにFWバフェティンビ・ゴミスにダメ押しゴールを奪われて0-2の完封負け。アジアの頂点まであと一歩に迫った浦和だが、2試合合計0-3で優勝を逃し、前身のアジアクラブ選手権での優勝経験はあったアルヒラルがACL初優勝を飾った。

 2年ぶり3度目のアジア王者を目指す浦和は、9日にアウェーで行われた第1戦(●0-1)から先発1人を入れ替えた。3-4-2-1のシステムを採用してGKには出場停止が明けた西川周作を起用し、最終ラインは右からDF岩波拓也、DF鈴木大輔、DF槙野智章を配置。中盤はボランチにMFエヴェルトンとMF青木拓矢、アウトサイドは右にMF橋岡大樹、左にMF関根貴大、インサイドハーフにはMF長澤和輝とMFファブリシオが配置され、1トップにはFW興梠慎三が入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 第1戦を0-1で落とした浦和は、逆転で優勝するには2点差以上での勝利が必要(1-0の場合は延長戦)。前半8分に浦和は危機を迎える。左サイドからMFサレム・アルドサリが送ったパスの流れからPA内でゴミスにシュートチャンスが訪れるが、距離を猛然と詰めた西川がフィニッシュまで持ち込ませず。同9分には浦和に好機。左サイドから関根が送ったクロスの流れから橋岡がシュートチャンスを迎えるも、これは距離を詰めたGKアルムアイウフにブロックされてしまった。

 その後はアルヒラルに押し込まれる時間帯が続くが、体を張った守備でフィニッシュまで簡単に持ち込ませず。前半24分には浦和がゴールに迫る。関根のパスを左サイドで受けた興梠が鋭い突破で運ぶと、クロスを長澤がワンタッチで落とし、走り込んだ関根がシュート。しかし、カバーに入った相手選手にブロックされてしまい、ネットを揺らすには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、後半5分にアルヒラルの波状攻撃にさらされるが、ゴミスの至近距離からのシュートを西川がブロックするなど、フィールドプレーヤーも体を投げ出してゴールを守る。同11分には浦和がゴールに迫るが、長澤のクロスからファブリシオが放ったヘディングシュートはアルムアイウフの守備範囲に飛んでしまった。押し込まれる展開が続く浦和は、同18分に長澤に代えてMF柏木陽介をピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。

 後半24分には青木のコントロールミスを拾ったジョビンコのクロスからゴール前でフリーになったゴミスが狙いすましたシュート。しかし、これも西川が防いで得点を許さない。同26分にはファブリシオに代えてFW杉本健勇を投入。しかし、ついにアルヒラルに先制を許してしまう。

 後半29分、右サイドでドリブルを開始したMFアンドレ・カリージョをストップしようと関根が体を当てるが吹き飛ばされてしまい、突破を許す。MFサルマン・アルファラジが左サイドから駆け上がってきたMFセバスティアン・ジョビンコに展開すると、折り返しをMFサレム・アルドサリに押し込まれ、スコアを0-1とされてしまった。

 2試合合計0-2とされ、勝利するには3点が必要となった浦和は何とか反撃に出ようとするが、シュートまで持ち込む場面は限られてしまう。逆に後半アディショナルタイムにゴミスにダメ押しゴールを奪われ、0-2の完封負けを喫した。17年に浦和、18年に鹿島が頂点に立ち、ACL2連覇中のJリーグ勢の3連覇はならなかった。

(取材・文 折戸岳彦)
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